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異世界を巡る  作者: 秋野伊月
入学編
5/24

魔獣

今回は、結構早く出来ました。

なんか少し中途半端ですが気にせず読んでください!!

入学式から1週間が経った日曜日。

私たちは朝早くから、いつもの場所に出かけていった。


「遅かったね2人とも。」

「私は早く起きたんだが、杏がなかなか起きなくてね。もう少しでおいていくところだったよ。」

「だって~起きれないんだもん。」

ぷくっと頬を膨らましながら怒る杏は15歳には見えなかった。

そんな杏を優しくなだめる梓。

毎週日曜日は、いつもこんな2人のラブラブな姿を見せられる。

はっきり言うと何百回も見てるから、こんな2人の姿はバカバカしく思える。(決して羨ましいわけじゃない)

私たちはたわいもない話をしながら、最寄駅に向かう。

魔物には、生命体を感知する能力があるが、今の電車には生命体特有の何かを感知させないために、色々と工夫が施されており、今では電車が魔物に襲われることはめったにない。


最寄り駅から5つほど駅を過ぎたところ、駅ではないが途中で停車するところがある。私たちはそこで降りる。もちろん許可を取っている。

でもここで降りることが許されているのは、「闇」のみである。



「みんな遅かったね。心配したよ…まあ、君たちのことだから大丈夫だろうけど。」

少しはにかみながら私たちを迎えてくれる、花野慶太はなのけいたさん。私たちの先輩であり、とてもいい先生でもある。そして、仲間でもある。

「今日も、杏が遅かっただけですよ。」

「う…すみません…。」

笑いながら、「いいよ」とあっさりと許してくれる。

私はそんなことよりも、と慶太さんを急かす。今日は、思想召喚しそうしょうかんを教えてもらうのだ。

これは、学校では2年の最初に習うことなのだが、私たちは色々とあってみんなよりも多くのことを知っている。これもその一つだ。


『思想召喚』

召命操しょうめいそう―「召」は召喚、「命」は命令、「操」は操る―の召を呪文として唱えず、思想で呪文を思い出し魔獣を呼び出す技だ。


これは、魔物に気づかれずに魔獣を召喚するのに必須だ。そして、この思想召喚は基本だが、その前にこれを身につけるための訓練が必要になる。


「じゃあ始めようか。まずいつも通りに魔獣を召喚して。」

私はいつもどうりに頭の中で呪文を唱える。2人は口に出して。

それぞれの魔獣が召喚される。

私は魔獣を2匹もちしている。普通の人は、1匹だ。1匹といっても同じ種類の魔獣を何匹か操っている人もいる。でも私は、違う種類の魔獣を操っている。多くの人はこれをするのはとっても難しい(らしい)。

私は幼少時から2匹と一緒にいるので、その難しさがよくわからない。

「あれ、スカイは?」

ホントだ。フィノしか出てきてない。フィノはタイガーの形を模した魔獣。スカイはドラゴンの形を模した魔獣。いつもならスカイの方が反応はいいのに、なぜかスカイが出てこない。

「スカイ、出てこい!!」

僕の周りが青く淡く光る。そしてスカイが出てくる。

「どうした?いつもより反応が悪いけど、何かあったか?」

「お前の方こそ心が安定してない。だから俺が出てこれないんだ。」

私の心が安定していない…?スカイの言葉に耳を疑う。その言葉と同時に記憶が蘇る。鮮明に。

失われていく町。泣き叫ぶ人。たくさんの音と声が耳を離れない。

僕は、その場に崩れ落ちた。

読んで頂きありがとうございました。


図々しいのですが感想を頂ければと思います!!

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