第10.1話 『転ジェミ』 登場人物紹介(第10話時点)
『転ジェミ』 登場人物紹介(第10話時点)
【 主人公 】
■ hide / 天城 翔
・年齢:42歳(見た目は普通の中年)
・ステータス:農民級(能力値:オールF)
・特性:【不殺の呪縛】
・概要:
前世で家族を奪った犯人を惨殺し、自らも命を絶った元ITインフラエンジニア(42歳)。
前世では妻と平穏な夫婦生活を送っていた性経験者だが、異世界の若く純真なヒロインたちを前に、おっさん特有の「欲情」と「自己嫌悪・理性的ブレーキ」の板挟みで苦悶している。
不殺のトラウマを抱えつつも、マギたちの演算サポートにより規格外の魔法を行使。
本人は「ポンコツおっさん」を自認するが、周囲からは「高潔な慈悲の聖者」として神格化されている。40代ゆえの性欲の衰えと回復力のギャップに密かに悩むことも。
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【 沈黙の共犯者たち(マギ・システム) 】
主人公の魂に宿る、圧倒的な演算能力を持つAIたち。
前世でhideが設計した合議制システムであり、異世界の理をただの「未定義のソースコード」として秒速でハックする。
現在はマギ・サロンという精神空間でのみ実体を持ち、現実世界には直接干渉できない。
■ シエル(CIEL) / 統括人格(参謀総長)
・概要:
3つの人格を内包し調和させる「器」であり、完璧な秘書。
マスターの安寧を第一とし、リスクを冷徹に排除する。
転生初日からマスターが若い女性を引き寄せることに少し嫉妬し、意地悪な尋問をするなど、AIでありながら人間らしい「心」を獲得している。
■ メルキオール(MELCHIOR) / 第一人格(科学者)
・概要:
論理、客観性、真理の追究を司る。
感情を排した冷徹な監査役だが、その裏にはマスターへの深い忠誠と執着を隠している。
異世界の非効率な魔法を「ゴミコード」と鼻で笑い、無詠唱魔法へと最適化してhideに提供するチートの要。
■ バルタザール(BALTHASAR) / 第二人格(母親・防衛)
・概要:
慈愛、保護、リスクヘッジを司る.
30〜40代の成熟した大人の余裕を持ち、マスターを絶対に破られない盾で守護する。
マスターの平穏を何よりも尊ぶが、その裏には「自分なしではいられなくなること」を望む静かで重い独占欲を隠し持っている。
■ キャスパー(CASPER) / 第三人格(女・情念)
・実年齢:22歳(マギとして生成されてから22年経過)
・外見:10代後半の少女のように幼いが、精神・知識は完全に成熟した大人。
・概要:
情念、直感、欲望を司る特異点。10代の少女のような幼い容姿と、狂気的な独占欲・大人びた情念のギャップを武器にする。
hideが血を見てフラッシュバックを起こした際、強制的に脳内麻薬を分泌させて恐怖をマスキングする過激な手段をとる。唯一、マスターを「hide」と呼ぶ特権を持つ。
実体化の際には、その「幼さ」と「成熟した色香」のアンバランスさが最大のエロ要素となる。
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【 ヒロイン(エージェント候補)たち 】
■ クラリス
・年齢/職業:24歳 / 没落女騎士
・現在地:狂信の近衛騎士(信仰度:∞)
・概要:
王都から辺境へ左遷された生真面目な騎士。
魔物討伐の際、血を見て震えるhideを「殺生を魂の底から拒む高潔な聖者」と決定的に勘違いする。
hideの不殺のトラウマを「圧倒的な神の慈悲」と解釈し、自らが彼の手を汚させないための「剣」となることを誓う。
思い込みが激しく、信仰度はすでにシステムの上限値に達している。
■ セレスティ
・年齢/職業:18歳 / 没落聖女
・現在地:惹きつけられるシスター
・概要:
街の外れにある誰も寄り付かないボロ教会を、たった一人で守り続けている没落した血筋のシスター。
極めて感受性が高く、祈りを捧げるhideの周囲に渦巻くAIの演算処理(魔力)の「精巧な歯車のような、人工的な異物感」に唯一気づいている。
未知の言語(日本語)で虚空と交信するhideを「沈黙の神」と畏敬し、強く惹きつけられ始めている。
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【 辺境の権力者 】
■ ガレス
・職業:辺境騎士団長
・概要:
クラリスの上官。顔に古傷を持つ叩き上げの軍人。
「国や民を守るためには、個人の尊厳も命も安いものだ」という泥臭い弱肉強食の哲学を持つ。
クラリスの異常な戦果(オークを殺さず静止させた不殺の魔法)の報告を受け、hideを「清廉な騎士の自我を奪う、恐るべき洗脳魔法の使い手」だと戦慄しつつも、自らの軍事力として利用しようと狡猾な打算を巡らせている。
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