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年齢制限 〜NENREISEGEN〜

作者: 年齢制限

最初、この名前を見た時、

画面の前のあなたは、

一瞬ビクッとなったんじゃないですか?


年齢制限

広く流通している意味として、

その名前の通り、

この年齢まではやってはいけない、

見てはいけない、という注意喚起だ。


ポピュラーなもので言えば、

タバコやお酒、運転免許なんかもそう、

グロい映画にAV、エロ漫画、鬱系作品も入る。


そのため、

まだ手を伸ばしてはいけない年齢の子供は、

私の名前を見て、

“あれ!?変なサイト飛んじゃったかな”

なんて、情けなくビビるのだ。


それは罪悪感からか、はたまた恐怖心か、

年齢に制限された人間は、

今、してはいけないと言われた事をしてしまうと、

してみたくはなるが、

同時に“やっちゃいけない事をしている”という

意識に飲まれ、離れていくか、

逆に慣れて日常に取り入れるか、

人それぞれだ。


なぜ、年齢で制限するのか。

それは、真っ当な人間として、

おかしな思想や、おかしな性癖を持たない、

一般世論での普通の人間になる為に制限するなだ。


酒やタバコ、セックス、は体の成長を妨げ、

発達を衰えさせる。


未成年で性病にかかれば、

もう目も当てられない程、人生が崩壊する。


グロイ作品やエロい作品は、

その人間の思考を変える。


人の脳は、ゲームの経験値のように、

自分の経験を積み重ねて形成されていく。


そこに不必要な刺激を与えると、

性格自体、人間性が、個性が変わってしまう。


良い影響もあるかもしれないが、

多くの場合、精神疾患や歪んだ性癖を患っている。


本人がそれでいいならいいかもしれない、

だが、変わるのは大人になってからも出来る。


いきなり人格から変えてゆくのは、

お世辞にも良いとは言えない。


なぜこんな話をしたか、

それは私は、年齢制限が()()()()人間だからだ。


今描いた、全てのデメリット、

それが全部自分に返ってきている。


全ては自分で選んだ事、

だからこそ、戒めを込めて、

私は自分にこの名前をつけた。


そして、理由はこれだけじゃない。


もう一つの意味は”年齢で自分を制限しない“という

意味がある。


小学生の頃、

私はゲームが大好きだった。

学校から帰ると、すぐにWiiでマリオパーティ9を

一人でやり込んでいたそんな時期、

テレビに映ったX JAPANのライブ映像。


ド派手な格好をして、

もう上手いとかのレベルじゃないギターテクが、

私の心を貫いた。


“やってみたい!”


小学四年生の私は強くこう思った。


だがしかし、ここで私は、

愚かな間違いを犯してしまう。


それは、

“中学生くらいから始めよう、僕にはまだ早い”と

考えてしまった事。


友達もおらず、ろくな知識もなく、

父親が怖かった私は、

自分のやりたかった事を未来の自分に押し付け、

フォートナイトをやるという選択をした。


沢山の事を、今の私に押し付けた。

『勉強』『運動』『ギター』『絵』etc…


そして、初めてギターを買った中学二年の冬。

親父に金を建て替えてもらい、

YAMAHAのストラトギターと、

スミスのギターアンプを買って貰った。


それはもう有頂天に嬉しかったさ、

そして、その時ずっと弾きたかった曲

スリップノットの曲

PsychosocialのギターTABを

ネットで調べ、弾いてみた。


絶望。

余りにも難しいのだ。

まずもってギターテクニック自体を知らなすぎた。

意味のわからない重低音は、

私のアンプではまず出せすらしなかった。

(この時エフェクターの存在を知らず、

自分のアンプが悪いと、買った事を後悔していた)


そして…初心者の向けの曲“ふわふわ時間(タイム)”を弾いて、情けなくなった。


ただのストロークも楽しいが、

やはり、私がやりたかったのは、

ソロのギターアドリブ、

高い音を響かせ、そこから高速の速弾き、

そしてライトタッピングを含め、高度な技の数々。


諦める事はしなかった。

そして、恨んだ。


何故もっと早く始めなかったのだと…

私は、

私を、

()()()()()()()()()


そして次の年になって、受験が始まり、

また自分を恨んだ。


もっと前からやっておけば、

その時はもうフォートナイトどころかゲームすら

触っていなかった為、

この思いはどんどん高まっていった。


そして、LINEの名前を年齢制限に変えたのだ。


その時からミドルネームやあだ名というものが、

好きだったので、また自分に戒めを込め、

この名前を付けた。


親に誰か分からないと言われても、

友達にいつもビックリすると言われても、

私はこの名前を変える事はなかった。

(一時期『KANA』だったのは、

目をつぶって下さい)


これが私の名前『年齢制限』のルーツです。


ただのふざけた名前ではなく、

私の人生の目標でもあるんです。


だからといってタバコや酒、セックスをする訳じゃないですけど、これ以上、今出来る最大の事をやっていきたい、そう思っています。

(ギターはちゃんと続けてます) 


ここまで読んでくれた皆様、

本当にありがとうございます!


他にもたくさんの短編と長い長編があるので、

良かったら読んでいってください。


これからも、

人を不安にさせる作品を心掛けて作っていくので、

応援できる方は応援して、

無理な方は我慢して読んでください!


…そうそう、もう一つ理由がありました。

それは、私の作品はどれも“年齢制限”がかかるようなものなので、名前が年齢制限とあれば、

まともではないとハッキリ分かると思ったからです。


それに、こんな事もできます。

“ママ!この人の作品面白いよー“

“へぇーなんて名前の人?”

“年齢…制限って人!”

“あー…うん、ちょっと…うん…”


こんな風に牽制できるので、

そうしました。


最後のは後付けですが、

これで本当に終わりです。


…最後にやってみたかった奴やります。


これは私が小学生の時に、

死ぬ程ビビり散らかした奴です。

これを読んだ人は呪われるっていう子供騙し。


それでは、ここまで読んだ方の中で、

この作品の“年齢制限“

『R15』を守れなかった君たちは、

今日中に死にます。

断言します。

死にます。


ですが、回避する方法があります。

この小説を自分の最も愛する人に読ませれば、

その人へ押し付ける事が出来ます。


それでは、頑張ってください。


年齢制限でした。

























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