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ハローニューワールド(2)

ん~~~よく寝た…ログインしてアップデート確認するかな…   


『ゲームはサービスを終了致してました。プレイヤーの皆様ありがとうございました。』


はぁ?


何で?俺100,000位課金したのに…楽しみにしてたのに…ニュース見て仕事行って訴えるか。


『先ほど政府から発表がありました。 

「信じられないかもしれないが、神により神託を受けこの世界は…俗に言う「異世界」となった。今より政府は冒険者協会を兼任し天皇はこの国の皇王となる」だそうです。

初めは信じられませんでしたが実際にステータスと答えると何かが見えます。8時からはこの現象についての見解を物理学者や国の重鎮達によっての会見の生放送です。』


は?何で?いやいやいや…ネットの反応…


A『まじで?』


B『だってステータスって唱えたらなんか見えるし』


C『家の隣に洞窟が出てきたんだけど…怖』

とみんなが話してると1人が言い出した。


D『お前ら「星と世界」って知ってるか?』


A『?』


B『?』

1人があるゲームの話を持ち出した。しかし発売されたばかりのゲームなので皆は何だそれ?という反応だった。


D『昨日リリースされたばっかのゲームなんだけど、ロ

グアウトの時に運営から「大幅アップデート」があるって言われたんだよ』


B『それとこれは関係なくね?』


D『そうだと思ったんだけどログインしてみようとす

ると「サービスを終了しましたって出るんだよ」』


C『その大幅アップデートがこれと?』


D『そうだと思うんだけど』


A『そんなわけなないだろ』


B『…いやあり得るかも、じゃないとこんな現象について説明できなくないか?』


A『でも政府は神からの神託って言ってたじゃん』


B『それはそうだけどさ』


C『おっおい、種族を4つから選べって出てきたんだが…もしかしてこれって』


D『種族名は何だ?それ次第でこの予想が確信に変わるんだが』


C『人間、エルフ、獣人、吸血鬼』


D『それは星と世界と…同じだ』

とDは神妙な顔をしているかのようにチャットをした。


C『ど、どれにしたら良いんだ?』


D『課金画面は出てきたか?』

とDは昨日星と世界をプレイした際に見た画面が現実でもあるのか知るために問いかけてみる。


C『いやそんなのはないが』

しかし、課金画面は出てこなかった。


D『そうか、それなら人間にしとけ!』


C『吸血鬼とかエルフは何でダメなんだ?』

疑問に思うのも当然だ。何故なら明らかに人間より他の種族のほうが強いと思ってしまう。隣の芝生は青く見えるというがそれと似たような状態だろう。


D『太陽のもとに行けなかったり力が下がったりいろいろなデバフがあるからだ…もちろん良いところもあるが』


C『わかった…な、なぁ学校とか仕事ってどうなるんだろうな』


D『それは分からない、だけど今よりも犯罪がたくさん起こると思う』


C『そうだよな。でも今後この世界d…

洞窟、鱗モンスター、出てきた。逃げる。〇〇県〇〇町。気をつけろ』

突如文章を中断してそうチャットを打つ


D『!』


B『!』


D『おい、C!大丈夫か?』

Dは心配をするがCからは返信が来ない


C『…』


D『たぶん必死に伝えてくれたんだろう…とりあえず警察に通報しないと』


…数時間でここまでなるのかこれは政府の対応次第で日本が消えてしまうかも



〜1時間後〜


『これから政府の関係者や重鎮、学者による記者会見が行われます。これでこの国の運命などか決まってしまうのでしょうか?』

 

『えぇ~まずは市民の皆様へ近くに洞窟などが現れたら早急に周辺の自衛隊へ電話をしてください。その後に、市民館へ避難しお近くのホテルで寝泊まりをお願いします。自衛隊から報告を受けたら家へお戻りください。』


『先ほど天皇は皇王へ日本は大日本皇国へ政府は冒険者協会を兼任するとおっしゃっていましたが事実でしょうか?』


『事実です』


『原因の解明は済んでいるんですか?』

1人の記者は誰もが第一に知りたいことを問いかけた。


『はい。警視庁との連携で「星と世界」というゲームが関係しているかもと報告を受け、ゲーム会社へ連絡をしましたが、連絡が取れず家宅捜索をしましたら、社員が誰一人いなくなっていたそうです。資料は星と世界を除いてありましたが星と世界に関係する資料はありませんでした。』


『それは…原因がわかってないってことですよね!』

記者はイラつきを抑えながらとう。


『そのとおりです。』

政府の人は淡々と言う。


『他には何か言うことはないんですか?この国のこの後についてなどとかはどうなるんですか!』


『分りません』


『分かりませんでは無いでしょう!私達は今でも全国民を安心させるために質問をしているんです!わかりませんではなく。詳しく教えてください。』


『わかりました。はっきり申し上げます。分りません!』


『なっ!自分たちを舐めているんですか!?』


『いえ違います。先ほどニュースでもあったように、皆様4つの種族を選べるようになりましたよね?その4種より上位種があったことが確認されました。』


『それはどうやってなるんですか?』


『なれません。』


『なら嘘ではないですか!』


『先ほど話した、星と世界このゲームにログインした方が課金をすると上位種を選べるようになり、悪魔や熾天使になれるそうです。力の差は10倍以上だと神託を授かりました』


『それでは我々はなれないと?』


『はい』


『それよりも神託神託言ってますがそれは本当なんですか?』


『えぇ、神託と実際の確認を行いました。』


『それを置いとくとしても…10倍の差は不味くないですか!犯罪が起きたらどうするんですか!』


『それは安心してください。その種族よりも強い方々最強種がいるそうです』


『最強種ですか?』


『えぇ、各国で選ばれた10人…つまりこの世界に200人いるそうです』


『それはそれで不味くないですか!その人たちがなにかをしたら自分たちは抗う力がありませんよ!』


『この国の10人の内6人と連絡を取り、4人の協力、1人の拒否もう一人は判断中だそうです』


『その拒否した1人が暴れたらどうするんですか!』


『暴れると限ったわけではありません。協力をお願いしたところ「めんどい」と言われて拒否されてしまったんです。』


『それなら…』


『他には何かありますか?』


『まとめると日本は大日本皇国に政府は冒険者協会を兼任するで良いですね?』


『今のところは』


と記者と政府の関係者が話していると今まで黙っていた、学者が手を挙げた


『お話が熱中している所すみません。会見前では不確定情報でしたが本格的に判明したところを今連絡が来ましたのでお話いたします。』


『お願いします』


『太平洋の中心に大陸ができました。その大陸は一つの国が支配しておりその国の代理とおはなしをいたしました。その人の名前は「未來(みらい)」ヒカリ帝国女帝代理だそうです。』


『その国はどんな国なんですか!』


『落ち着いてください!今から話します。

アメリカが人を送り、話を聞いたそうで、今回の件は聞いている。話せないことばかりだが、話せることは話し協力をすると』


『なに様のつもりなんだ!さっき話されていた最強種を送って戦いましょう』


『それはだめです!アメリカも同じく怒り、最強種となった人3人とアメリカ軍10万を送ったそうです』


『確かにそれならアメリカ軍が勝ってるからアメリカ軍と戦うことになりますね』


『違います…未來1人に全員負けました』


『なっ…アメリカ軍ですよね?この世界で一番強い軍隊ですよね?』

 

『そうです。その後アメリカは友好的関係というなの一方的にヒカリ帝国のほうが有利な条約を結びました。』


『なっ…』


『その後ヒカリ帝国から全世界に連絡が行きました。

我が国は戦争がしたい訳では無い。我が国は貴国等と話したりするだけだ。だが争いの予兆を見せたら構わず国を滅ぼす。アメリカとやらはその証明となっただろう。私は神の願いで別の世界から仕方がなく来ただけだ。帰っても良いなら帰る…その後は全滅必須だろうがな(笑)』


『舐め腐ってやがる…』


『ですが勝てないのは事実です。』


『その後色々教えてもらったので、其のことについての報告を致します。』


その後学者から色んなことを教えてもらって。知った。


『まとめますとランクの低いダンジョンは生成後二週間たったら魔獣大暴走(スタンピード)が起こる。ランクの高い特定のダンジョンでは生成後六時間誰も入らないと強制的に魔獣大暴走(スタンピード)が起こる。ランクの判定はこの測定器を使う。』


『ダンジョンに関してはそうです。』


『この水晶では種族、ランク、スキル、ステータスがわかるですね?』


『はい。ステータスはアルファベットで大雑把にですがわかるそうです。』


『ランクの強さの基準はあるんですか?』


『S~Fまであり

F~Dは一般人の範疇で身体能力の強化や下級魔法が使えるようになる一部の人は中級魔法を扱える。

Cは一般人を超えた強さ中級魔法までは簡単に扱え一部の人は上級魔法を扱える。

Bはアスリートみたいな身体能力、環境に関するスキルを扱える上級魔法も才能次第で扱えユニークスキルを持っている人もいる種族は魔族や天使である。

Aは上級魔法を扱え一部の人は特殊魔法も使えるユニークスキルを持っている種族は悪魔や熾天使のみである。

Sランクは上級魔法を使えるほかに特殊魔法も使える簡単にAランクを倒せる種族は最強種のみ。

神への捧げものや代償、信仰度、特殊条件の開放で上位種へ進化したりまだ存在しない種族へなれる』


『なるほど…一般人でも希望はあると』


『今のところはそんぐらいですかね』


『はい。とういうことでした。皆さんは今の話を心にとめるだけにしてください。危険なことは大人になって自己責任をとれるようになってからですよ。明日は更に詳しく解明できることはしていきたいと思います。』


なるほどな…つまり俺はSランクと、と考えていると上司から電話がかかってきた。


プルルルルル


「はい、蒼です。」


「ニュースは見てるか?」


「そりゃあね一応見てます」   


「家の会社は当分出社しなくていい。今の情勢を考えてな」

神だな!だけど心配なのはもう一つあるんだよな。そっち次第なんだよな会社いかないかどうかは 


「給料はどうなるんですか?」

割と普通に一番心配なことを聞いてみた。


「それはこっちの都合での休暇だから出るぞそれと

+100万を先に入れておく。気を付けろよ」


「わかりました。失礼します」  プッ


やっぱり会社も休みか…そりゃあね冒険者協会に行って登録するか。っというか俺の種族(職業)はそんなすごいのか。

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