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幸福の会話
わたしたちが最高に喜べるときはいつだろう?
それは人が喜ぶときだ。
偽善者かもしれないが、実際自分が満たされるものは、1ヶ月もすれば飽きる。
対して、自分から生まれたもので、他の人が喜ぶのであればどれだけ幸せだろうか。
自分だけの幸せが無限の連鎖を生むのだ。
しかし、この地球上で、幸福の連鎖はどこかでいつも断ち切られる。
わたしには少しばかり理解に苦しむ。
その理由は、何だ?
ただ、笑顔にしたら笑顔が広がるはずが、自分でせき止めてやしないだろうか?
それこそが、不幸のダムである。
水が永遠に循環するように幸福は永遠に循環している。
さぁ、この瞬間に不幸のダムから水を流すのだ。
一度味わってしまったその幸福は、あなたに生きがいをあたえるだろう。
人類よ。歓喜せよ。
この地球上で踊れ、詠え、そして笑え。
おまえらの幸福の歓喜をみせてみよ。
人類の歓喜は、生きとし生けるものへと伝染するだろう。