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忘れな草

作者: カーネリアン

大切な人が ある日突然全ての記憶をなくしてしまったら…

あの日の前日のあなたに逢えたなら…


そう思ってしまうのはいけない事でしょうか


あの日 何もかも忘れてしまったあなた


何があったの?あなたに何がおきたの?


訪ねても仕方のない事を 心の中で巡らす


あなたは忘れたくて忘れた? 今の方が楽?


忘れたほうが生きやすくなった?


あなたは聞かれても困るだけだろう


忘れたことも 忘れてしまったのだから


あなたが幸せなら 今が楽しいのなら


それで良いじゃないかと 私は自分に言い聞かせる


私の中の望みや 淋しさなど あなたの幸せに比べたら


些細なことだ 取るに足らない


それならば 受け止めよう あなたの無くした記憶も


今の笑顔も すべて私が 両手で抱えよう


あなたがそれを 笑って見ていてくれるなら 


それでも あの日のあなたに逢いたくなってしまったら


   寝ている時に そっと あなたの頬を撫でさせて






大切な人の記憶が、ある日突然全て消えてしまい


その後の心の葛藤や、心の持ち方など感じた事を


そのまま詞に乗せました。表現することで自分の


心が変化するのを実感しました。前向きに受け止めよう


と両手を広げることができました。






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