十匹目 ~(供述「ムカついてやった、後悔はしていない」 C・>
~( `ϖ´)<まあ、イラついちゃったんなら仕
方ないですよねー
《天暦※※※※※※年 α月 Ω日 蓬莱の刻》
「良いやつだった?」
「おお、まあな」
実際便利だと思う。
潜伏系スキルは、ステータスを上げることを怠りがちな人にさせるらしいが、気をつければいい。
一撃必殺も、かなり便利だ。
いや、便利すぎる。
.........どこかに欠陥が無いか、テストしておこう。
「そう。まあ、ボクの才能には叶わないと思うけど」
一瞬、反論しかけた。
俺の、《暗黒を纏いし者》そのものが、馬鹿にされた気がしたからだ。
しかし、これから異世界行くのに、と、何度も使った論法で、自分をなだめた。
「まあ、そうかもな」
この時の俺は、自分の過ちを認識していなかった。
会話が始まって以来の、俺の肯定的な返事。
それは、俺の人生最大級の失策。
俺の命運を左右する一言だった。
.........俺の怒りは収まっていない。
「まあ、そうかもね~」
あ、これヤバイ、と、本能で察した。
「まー、ね、ボクの肩書きに比べたらね、ゴミカスって言うか、邪道、みたいな?」
やばい、爆発する。
「ま、キミも中々だからさ、頑張ってくれたまえ。.........ボクには及ばないけど」
次の瞬間。
俺は、彼の二の腕に、前歯を突き立てていた。
『《暗黒は死を振りかざす》発動条件達成』
『..................《暗黒は死を振りかざす》、発動』
~( `ϖ´)<最近の若者は短絡的ですねぇ
《暗黒は死を振りかざす》
・ON/OFFの切り替えができるが、OFFの利点はほぼ無いため、取得時には、ONがデフォルトとなる。




