第四話
あれから年月は経ち5歳となっていた。
船生成のLvも5となり小型の戦闘艦を作り出せるようになっている。
家族との仲も良好であり問題ない。
が、1つ問題があった。
今日から剣と魔法の練習をするのである。
自由気ままに過ごしていたが王族の嗜みとして必須とのこと。
まぁ、興味がまったくないわけではないので頑張ってみよう。
と思っていた時期が僕にもありました。
剣の練習でまずやらされたのが走り込みだ。
体力錬成が目的なのだろうが1時間も休みなしで走らされるのは勘弁してほしい。
続いて行われたのは素振りである。
先生の見よう見まねで振るうのだが、間違っていると叱責される。
そんな地獄のような時間が永遠と続くかに思われた。
時間となり解放された頃にはくたくたに疲れきっていた。
昼食をはさみ魔法の練習の時間となった。
「まずは魔法の適正を見てみましょう。この水晶に手で触ってみてください」
アルは水晶に触ってみる。
すると、水晶は虹色に輝きだした。
「これは、素晴らしい。全属性持ちとは」
「凄いことなんですか?」
「普通は1属性。多くても3属性ぐらいが普通です」
「そうなんですね」
きっと海神の仕込みだろう。
「まずは体内の魔力を感じ取るところからはじめましょう」
これは少し自信がある。
赤子の時からやっていたのだ。
「私が魔力を流し込むので受け入れてください」
そう言うと先生はアルの心臓に手を置き魔力を流し込む。
他人の魔力を受け入れるというのは中々に不快な気分だった。
まるで体内をかき回されているようだ。
「む・・・。アルフレッド様。ご自身で魔力操作をしたことがありますね?」
「えっと・・・」
どうやら魔力操作をしていたのはばれてしまったようだ。
「怒っているわけではありません。ですが、1つ間違えば魔力を暴走させ自分の体を傷つける可能性があったことをご理解ください」
「すみませんでした」
「わかってくださればいいのです。基本はできているようなので次の課程に進みましょう」
「はい」
「魔法はイメージが大切です。まずは水を出してみましょう」
そう言って先生は手の先から少量の水を出してみせる。
アルは手の先から水がちょろちょろでているところをイメージする。
するとほんの少しだが手の先から水がちょろちょろとでてきた。
「ふむふむ。アルフレッド様は呑み込みが早いですね。これなら一流の魔法使いになれるでしょう」
誉められて悪い気はしない。
アルは夕暮れまで夢中で魔法の練習に取り組んだ。




