第二十四話 アスカ大陸へ
俺達は今、アクーラ連邦を西に向かっている。
アスカ大陸を目指して、ヘリに乗っている。運転してるのは俺だ。これを使えば後一時間でアクーラ連邦の港に着く。
「おえぇぇぇ」
どうやら楽では無さそうな子が居るな。レイスだ、なんだ?この世界の人は乗り物酔いしやすいのか?イルメニア人は結構大丈夫みたいな気がするが。
四十分後。
そろそろ港が見えてくる。
俺が目を前に向けたら、そこには奥の方だが、港と海が見えた。
港に着く前に、着陸したいのだが、どこか良い着陸場所は無いか?あった。開けた場所だ。騒音の問題も無さそうだ。そこに着陸しよう。
俺はヘリを着陸させ、エンジンを切り、ヘリを降りて、ヘリを消した。
俺は馬を出した。俺達は馬に乗り、港まで走った。
――
港に着き、俺達は船に乗ることが出来た。船には部屋があり、レイスは酔っているようだ。新鮮な空気でも吸いに行こう──
甲板に出てみると、そこには海が広がっていた。地平線の彼方まで広がった海は綺麗だった。
「日向、海が…綺麗だ…ね……うぷ」
レイスは死にかけのようだ。新鮮な外の空気でも吸って、落ち着いてもらいたいところだ。
俺達は外の空気を吸い終わって、部屋に戻った。
――
俺が地図を広げ、現在地を確認する。俺達は今、西の海に居るらしい。元の世界で例えれば大西洋と言ったところか。だが、シーゲルト大陸とアスカ大陸との海の距離はそれほど遠くは無く、なんとその差、四二〇〇キロメートルしか無い。『距離遠過ぎ』と思うだろうが、実はこの距離、日本からアメリカ、ロサンゼルスに行くまでの約半分の距離しかない。
それで考えればまだ近いだろう、一週間あればアスカ大陸に着いているだろう。
――
一週間後。
一週間が経って、俺達はアスカ大陸に上陸した。
今居る場所はアスカ共和国、東部にある、アスカ共和国で一番でかい街、ニューポートに居る(どことなくN.Yに似ている気がする…)。
そんな話は置いといて、アスカ共和国はこのアスカ大陸全土に広がっている巨大な国だ、西側は砂漠らしいが、住めない位では無い。らしい…。
現在、ここニューポートでは、アスカ大陸を旅する為に情報を集めている。
この国では、北と南での気温差が激しく、一気に南下or北上すると、体調不良になりやすいらしい。気圧の変化によるものかもしれない。移動する際はゆっくりと行こう。
後、忘れてはならない。ここは異世界だ、魔物が居る。魔物には注意して行こう。極力、無駄な戦闘は控えたい。死んでしまったらもとも子もない。
俺達は、ニューポートに一泊していくことにし、俺達は宿に泊まって、目を閉じた。
――
目が覚めた。
朝だ。
今日からアスカ大陸(アスカ共和国)を旅する。
準備をして、二人を起こし、準備をさせる。
よし、移動だ。
俺はヘリを出し、移動を始めた。
――
バタバタ。
ヘリのローター音が聞こえる。この風を切る音が心地よい。現在、俺達はヘリで西に進んでいる。
アスカ共和国の中央にカキラルという街があるらしい。この距離なんとおよそ一五○○キロメートル。ヘリで移動すれば燃料補給、休憩合わせて三日あれば着くな。
俺達はヘリで西に向かい続けた。




