第十八話 初体験
朝、朝じゃないな───
やっとスッキリした朝…じゃない。
綺麗な街だ。
俺は運動がてらに街に降りた。
「お、こんなところに武器屋か。」
まぁ、俺は武器なんて間に合ってるし、何なら銃が出せる。ここに寄る必要は無いだろう。
テントに戻るか。
俺はテントに戻った。
レイスは起きてる。起きてたしな。昼だしな。
俺は射撃練習場を出した。
俺の訓練がてらに、レイスにも銃を使わせてみよう。
「レイスも、銃、撃ってみるか?」
「私が?銃…を…撃つ?」
「あぁ、そうだ。レイスもこういうのには慣れて欲しいしな。」
いつまでも守る事は出来ない。自分の身は自分で守る。という言葉もある。
「分かった。やってみる。」
俺はその返答に、対して銃を出してあげた。
今回、レイスに撃って貰う銃は
Glock17だ。
俺も前に使った。この銃はオーストリアの銃器メーカーであるグロック社が開発した自動拳銃。口径は9mm(9x19mmパラベラム弾)で装弾数は複列弾倉という技術(?)で7+1発になっている。
7+1発のM1911より高性能だ。
「これを持って構えて見て。」
「こ、こう?」
「そうだ。」
レイスはグロックを構えた。
「レイス、銃の上の前と後ろに突起物があるだろ?」
「この、前に一個、後ろに二個?」
「そう、その二個と一個を重ねて見て。」
「綺麗に重なった!!」
「じゃあ、後は的を狙って引き金を引いてみて。」
パンッ───と、銃声が鳴った。
なんと、レイスの撃った弾は的に当たった。
初めてで的に!?凄いなレイスもスゴい才能の持ち主だったようだ。
「すごい!!初めて当てたよ!!」
レイスは喜んだ。良かったな。これでレイスも銃を使える。だが、銃がどれほど危ないか、まだ知らない。
その事も含めて教えてあげよう。
俺は日が暮れるまでレイスに教えた。
――
「どうだ?レイス、初めて銃を撃った感想は?」
「すごかったよ!これで日向に恩返しが出来る!」
それはどうだろうか。まだレイスは連続して三発撃てる程度だ。しかも、突撃銃等の長物はまだ撃ってない。
後は近接戦闘を覚える必要があるな。ナイフなどで襲われた時、ナイフを奪い取って形勢逆転も出来る。護身術だ。
レイスは俺についてくるつもりだし、恩返しをしたいと言ってる。必ず出来るようになるだろう。
俺は寝た。




