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逆流  作者: 林野 シノグ
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第1章 虚ろな語り手

第1章 虚ろな語り手


この物語の始まりは平凡とは言えない少年とある少女によって織り成されるそこらへんの物語と同じような展開だ。しかし、気をつけていただきたいのはこの物語では序盤中の序盤で主人公は死んでしまうかもしれない。いや、終盤ヒロインが死ぬかもしれない。はたまた貴方が死ぬかもしれない。そういった貴方独自の展開と空想を広げながら読んでいただきたい。

さて、物語を見よう。


東という男がいる。彼の人生は波乱に満ちてなどいなかった。幼少期は平和に暮らし、高校生くらいからは勉強嫌いになったがそれでも大学へは進学した。しかし高校時代の勉強嫌いを引きずり大学へは通わなくなってしまった最近ではよく見る所謂ニートである。

彼の人生において唯一の救済且つ災難は和という女だ。彼女もまたその辺の女と変わらない普通の女であるが、彼の幼少期から少し不思議な雰囲気を持っていた。ふらっと現れてはふらっと消えていく。そういう人であった。この物語のトリガーになるものは言うまでもなくこの女である。


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