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オタサーの姫と男子校の姫が出会ったら

作者:白瀬聖
短いスカートをひらめかせ足元にはニーソックス。
サラサラの黒髪をなびかせてサイドにはぴょこんとハーフツイン。
何も無い所で転び、上目遣いが誰より似合う。
そう彼女は「オタサーの姫」
甘ったるい声に吸い寄せられる男。
高校だからサークルは無いんじゃ……なんて細かいことは気にしない。
姫の周りにはいつも騎士のサークルが出来ているのだから(物理的な意味で)
そんな『お姫様』となんて縁は無いと思っていたし、なんなら無くても良かった。
しかし、男子校出身かつそこで妙な扱いを受けていた僕を彼女達は見過ごさなかった。

僕は姫じゃない!
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