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少年は第一歩目を踏み出した

ふと朝起きた時、僕はある言葉を思い出した。その言葉とは「Boys,be ambitious.少年よ大志を抱け」である。これは知ってのとうり、かの有名なクラークが札幌農学校を去るにあたって学生に伝えた事だ。どうして僕がこの言葉を思い出したかは分からない、だが僕はその言葉を思い出した時、一瞬雷に打たれた様に感じた。そして僕は一日僕の大志とは何なのかを考えてみた。そして一週間考え思いいたったのが起業だった。何故起業に思いいたったのかと云うと授業の際に先生が起業して一時期成功したがその後、思う様に業績が伸びず自己破産した人の話だった。それは先生がやっているボランティアで知り合ったホームレスの方に聞いて「○○中学校で教師をしているのでよろしければこの話を授業で僕の生徒に話してもいいですか?今ちょうど進路なんかでみんな悩んでいる時期なんです。できれば悩んでいる子供達に様々な世界を知って後の選択の糧にしてやりたいんです」と言ってその方に許可を貰って話した事がきっかけだった。そして僕は起業することにした。正直に言って起業は簡単な事では無いと知っていた。まず、最初にする事は何の会社を設立するかを決めなくてはならないし決まっても次は資金をどうするかだ。資金集めはそう簡単では無い、国からの助成金や補助金はそう簡単には貰えない。実績がない分投資家からの投資や銀行からの融資も望めない。それでも株式会社設立の為に法務局に会社設立登記申請書類一式を提出するのに個人でして約28万、専門業者に依頼で約33万が必要になる。そして会社のオフィスをレンタルでするか、自宅、ビルのワンフロアを買うかによって変わりはするが、賃貸オフィスでも月10万の場所を買っても契約時に120万、月20万ならば契約時に240万必要になる。なので賃貸オフィスを一年借りる為に約100万~200万は必要になる。それなのにまだまだハードをそろえたりしなければならないので合計約1000万~1500万は最低必要だ。そんな大金をまだ中学3年の僕に投資だの融資だのは期待できない。だが今から始めれる事もある、それは少しずつの資金調達(お小遣いやお駄賃)、何の会社を作ってどんな事をするかを考える、今から起業、経営に必要な知識を身につけるなどである。

だが僕は起業をしようと思う。何故なら、やってみなくてはどうなるかなんて分からないからだ。

これから僕の起業に向けての下準備が始まる。


少年は大志を抱き一歩前に踏み出した。

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