あーあ
午前三時四七分 暗闇の中の覚醒
気持ち悪い寝汗を吸ったシャツとカラカラに乾いた喉
湿った空気 窓の外は土砂降りの雨の合唱
そんな一日の始まり まあ僕には関係ないね
穴のあいたボウルになみなみと注がれてく謎の物体
両手で塞いだって抱えたってどうしたって零れちゃうな
ならばもっと大きな器が欲しいな 零れないような
だけどそしたらもっと増えるんだろうな
嗚呼 嫌だな
どうやったってダメだな 最近ちゃんと笑っていないなぁ
身体がなんか重いな 昔はそうじゃなかったのにな
もっと不幸になったら誰にも文句は言われないかな
頑張ってる人なんかと比べて欲しくはないなぁ
あーあ、自己嫌悪でぐるぐる
反省してるフリだけ上手くなる
あーあ、やっぱり向いてなかったんだ
だけどもう投げ出せないや
散らかった部屋の隅っこで携帯を握って眠る
息を吸っては吐いただけの無駄な時間が溶けていく
人は一生後悔するようなことをいくつも抱えている
僕だってそうやって生きていくんだろうな
嗚呼 嫌だな
考えたってダメだな 最近ご飯が美味しくないなぁ
煙草の本数が増えたな これからもずっとそうなのかな
僕が僕以外の誰かと一緒に居られたらよかったのかな
そうしたら僕だって少しは自信が持てたのかなぁ
あーあ、自己嫌悪でぐるぐる
心が吐瀉物で埋もれていく
あーあ、泥沼で溢れてる
全然綺麗じゃないや
あーあ、自己嫌悪でぐずぐず
言葉が遂に出なくなる
あーあ、やっぱり向いてなかったんだ
だけどもう逃げられないや
どうやったってダメだな 最近趣味なんかもやっていないなぁ
実家に帰ってないな 買い物なんかもしてないな
もっと頑張っていればもっと息が簡単に吸えるかな
それとも僕が我儘を言っているだけなのかなぁ
あーあ、自己嫌悪でぐるぐる
誰かに向かって「ごめんなさい」
あーあ、泥沼で溢れてる
全然綺麗じゃないや




