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Latalia

私こんなに醜く生きているのに

どうして綺麗に見せたがるんだろう

まっさらで汚れてないなんて

どうして思えるんだろう


嗚呼、嘘で少しづつ染まっていく

いつか黒に溺れ見えなくなる


あなたの言葉全部覚えているんだよ

「優しいね」「真面目だね」「僕は信じてるよ」

私の内側を何にも知らない

無垢な言葉たちがこの胸に刺さる


誰かが誰かの心の中身を覗けないように

あなたも私の心の中身は決して覗けはしないんだ

暴かれない大きなゴミは私の中でどんどん大きくなって

いつか私までもを呑み込んで……


私が"私"に疲れ消えたくなった時に

「会いたいね 苦しいよね 泣いてもいいんだよ」

あなたが私に声をかけてくれた

暗闇の中から見つけ出してくれた


あなたは本当の私なんかを知らないと思ってたのに

私が知らない私を本当はずっと前から解ってた

縋って、頼って、泣きついて……


誰かを妬んだり恨んだり傷つけたくなったり

その心が全部汚くて見えないように隠した

抱えきれなくて零れていったたくさんの塊を

あなたは屈んで拾ってくれた

「ぼくには隠さなくていいんだよ」


まっさらな人汚れのない人

そうでないといけないと思ってた

汚れた自分をただ隠して生きてた

あなたの声が聞こえるまでは


優しい手だとか暖かい眼差しだとか

その綺麗な声で私の名前を呼ぶ時とか

こんなに満たされる瞬間があるだなんて

あなたに会うまでは知らなかったな

あなたが全部教えてくれた

「少しぐらいなら汚れたっていいよ」

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