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迷惑ナ塊

後悔ばかり 思い悩み


胸に何かがつっかえているような毎日


ルールに怯え 人の目を恐れ


殻に隠り下を向いて歩く


"猫を被る"と人は言うけれど


僕が被っていたものは そんな可愛いものなんかじゃない


息を吸う度に 生きるために


僕は、周りを巻き込んでいる


怒り、恨み、悲しみも全部 僕の望んだことではないのに


どうして? こんなに苦しまなければならないの?



人に愛されたいと願っていても


それと同じぐらい人を恐れ、憎み、怒り、妬み……


そして、それ以上に愛してる


それでも僕は人に 愛を与えてもらえるのでしょうか?


口先だけの"大好き"や 伝わらない言葉じゃ


僕は不安になってしまうんだよ


嘘をつかないで欲しい でも、僕は嘘をついていたいんだ


何も分かっていない 人の心を知りたい


この先に何度 人を傷付けるのだろう?


どれだけの人を欺くのだろう?


傷付きたくない 傷つけたくないのに


どうして?こんなに苦しまなければならないの?



流れ星に願う "明日が二度と来ませんように"


星は面倒そうに 煌めきながら墜ちていった


涙を拭いた 紙を丸めて


屑籠に投げた 迷惑ナ塊


そこに居るだけで ただ生きているだけで


僕は胸が苦しくなるんだ


切り傷、掠り傷 死ぬのならよかった


どうして?こんなに苦しまなければならないの?



どうして?こんなに苦しまなければならないの?


(ソレハ、キミノソンザイガ――ダカラ

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