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変わらない距離

休み時間になった…相変わらずアナタは寝てる‥。何しに学校に来てるのかなぁー。ってボンヤリと考えてたら香奈・メグ・花・由美・美香がやって来た。仲良しグループだった。

『奈美ぃー。次、移動だよ?早く準備して!』

『はいはい…。香奈は忘れ物してないの?』って言いアタシはアナタが気になった…。香奈達が少し歩き始めていた。そして起こしてあげるべきか否か…。だけど、やっぱ起こしてあげないとね。『戸川君…ねぇ戸川君ってば!』『…っ…‥!…エッ?中川サン何?』すんごいビックリしてるし‥。アタシは可笑しくって笑った…。それを見てアナタも少しだけ笑った…。『次、移動だよ‥迷惑だったかもしれないケド起こしちゃった!じゃバイバイ』

そして直ぐアタシは香奈達のトコに向かった。後ろからあまり大きくはないケド『有難う…』って聞こえた。アタシは振り返って手で丸ってして笑った…。香奈達は、ビックリしてた。『よく戸川君、起こせたね!しかも話せてるし!』香奈にも、何となく戸川君とメールしたのは言えなかった。

『うん…この前、ノート貸したし何となくね。戸川君は、あのグループでも特に何だか近寄んなオーラ出てたケド意外にそうじゃなかったみたいだし!』でもアタシは、まだアナタとこんなにも近くになれるとは思ってなかったんだよ…。別に昨日のメールしたからってアタシ達の関係は変わるもんじゃかった。だって住む世界が違う気がしてならなかったから!学校に居ても話す内容ないし…。まぁ話さなくても今までと変わらないって思ってた。

でも何でかアナタの違う一面が見れた気がして興味が出てきた。

それでもアタシ達は別に廊下をすれ違っても、お互いの友達と話していて目も合わせなかった。やっぱり何だか遠い存在な気がしてならなかった。少し距離が近づいた気がしたケドやっぱりそれは、違うんだって思えたら淋しかったんだよ…。アタシは何て勝手なんだろうね‥。ねぇ戸川君…本当のアナタは、どんな人ですか?

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