コピー
今、アタシと香奈は放課後の教室でノートを見せ合ってた!そう…3年初の中間テスト前が近づいてる。
考えるだけでも頭が痛い‥。
でもアタシは英語以外ならノートはとっていたので香奈にノートを見せてあげてた。
アタシは同じグループで学年でも頭が良いメグに英語を教えてもらってた…。
『メグ〜。駄目っっ!アタシ英語はマジ出来ない!ノートは写せないからコピーさせて!』メグは 嫌な顔せず『いいよ!でも絶対勉強するんだよー?』『わぁーい!メグ大好き』そして香奈も『アタシも奈美とメグのコピーさせてぇー!』って叫んだ。アタシは笑いながら『嫌じゃ!』って言った。香奈は『えぇ〜?ヒドイ!』って言いながら笑ってた。そしてアタシ達は帰り際にコンビニによっててコピーしに行った!そしたらコンビニの前にはタッチャンが居た!タッチャンは目立つグループの一人だけど癒し系キャラで2年から同じクラスで仲良かった!
『タッチャン!やっぱタッチャンもコピー?』『おぅ!でも、ナッチャンもだろ?ちゃんとノートとれよ!笑』アタシはチラッて横を見た…。戸川君が居た。でも気にせずタッチャンと話した。『失礼な!コピーするのは英語だけダヨ!あとは完璧だもん』そしてタッチャンは目をこれでもかっ!ってくらい見開き『マジっ?ナッチャン!コピーさせて!奈美様お願い!』アタシと香奈とメグは大爆笑した!
そしてイキナリ横から戸川君が『俺も良いかな?』って言ってきた。ビックリした。別に断る理由もないのでOKした。たぶん話したのは初めてだった。あまりアタシは人とは壁は作らないケド、アナタは違った。壁じゃないケド…周りとは違う雰囲気を持ったアナタがアタシをおじけさせたんだと思う。