同じクラス
アタシの高校生活は、中学の時に思い描いた派手なものはなかったケド毎日が楽しかった。
『奈美ぃ〜!帰ろう!』そう言って近づいたのは親友の佐藤香奈だった。香奈とは3年になって仲良くなった。クラスのグループは6人だケド香奈とは特に仲良かった。香奈は漢字とか難しい言葉が苦手でボケボケしてるケド誰よりも優しくってアタシの変化に気付いてくれる子だった。アタシとゆうと、まぁー。何とゆうか結構ハッキリものを言うタイプでギャルみたいに目立つんじゃなくって皆と騒ぐのが好き!って感じだった。
香奈とマックで寄り道をした…。そしてアタシ達は、この年頃の子の話をした。『奈美ぃー。イイ加減彼氏が欲しい!』
『アタシもだよー!』ってな話をしてたケド実際、香奈はアタシが見ても可愛いと思う。でもアタシと似てバカキャラで妄想族だった(笑)だから出来ないのカナー。って思ってたら香奈が『でも今回のクラス結構〜格好良い人とか居るよね!』って言ってきた。『確かに…楽しくはなりそうだね!』
『奈美は誰が格好良いと思う?』アタシは、ちょっと考えて…『戸川隆カナ…。でも、まぁー住む世界が違うからね!』
『アタシもそう思う!戸川君なんかガラ悪そうなグループに居るケドそこまで騒がずクールぽっいキャラだよね!っでオシャレさんだよね』戸川君は首席番号順でアタシの前の席だった。いつも音楽聞いて寝てばかりで女の子とは話さない人だった。いつも…また寝てるし‥って思う程度の人だった。