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待ち合わせ時間

次の日、香奈とマックでご飯を食べてた。


『奈美ゴメンね!一緒に行けなくって。あとアタシたぶん…バイトなくって一緒に行ってもダメな気がするんだよね』


『エッ?何が?アタシは香奈が一緒でもダメとか思わないよ』


『う〜ん。アタシさっ!たぶん慣れた男の子じゃないと話せないからサッ』


あぁ〜。そうゆうことね!確かに香奈は明るいケドどんな男の子とも話すイメージは無かった。


『そんなの気にしなくって良いのに!アタシもメールとかするケド学校じゃあんま話さないよ!(笑)同じ』


『あはは!大丈夫だよ。奈美は一応〜メールとかしてるし戸川君が頑張るハズ!花火大会の結果聞かせてね!』


『うん!帰ったら即効ッッ連絡するから』


とうとう花火大会マデあと少しとなった…。


アナタから夜、メールが入った。相変わらずドキドキしてしまうアタシ…。何も進歩してないなぁ。。。


『ナッチャン!花火大会、一緒に行く人決まった?』


『うん。歩が一緒に行ってくれるって!』


『歩サンかぁ〜。あの子なら誰とでも気がねなく話せそうだね!良かった』


エッ?やっぱ戸川君は、そうゆう子が好きなのカナ…。嫌だ‥また自分の汚い部分が溢れてくる。言わなくって良い事も言ってしまう。


『戸川君、もしかして歩狙いだったりして!それなら、そうって言ってくれたら良かったのに…』


あっ…送っちゃった。返事が恐い‥。どうしよう‥このまま電源切っちゃおっかな…。


でも直ぐさま返事がきた。アタシは恐る恐るメールをみた。


『違うよ!そんなんじゃないよ!俺、女の子と話すの苦手だから、そうゆう子なら安心って意味』


『そうなの?別に隠さなくっても良いのに』


『本当に違うよ。俺、ナッチャンが居ればスゴい楽しいし』


ずるい…またそうやって不意打ちするし…。顔が熱すぎてヤバイ。。。でもね‥あんまりサラッて、そうゆう事を言われると素直じゃないアタシはアナタにとって、こうゆう言葉は、ごく自然なもので特別な意味を持たないんじゃないかって思ってしまうんだ…。


『戸川君…アタシを買いかぶり過ぎデス!何もあげないよ』


『あはは!そんなんじゃ無いよ!あとサッ当日なんだケド凄い混むから朝から場所取りしない?』




『エッ?朝って花火は夜からだよ?夕方からじゃダメなの?』


『横浜メッチャ混むんだ!だから朝、場所取りして取ったらブラつこうよ!それにせっかくだったら良い場所でみたいじゃん』


『何時くらい?』


『向こうに9時に着きたいから8時くらいに待ち合わせて行こう』


めちゃくちゃ早いんですケド!何か笑えてくるし…。


『まぁいいかっ!せっかくだしね』


『じゃ、そうゆう事で!楽しみにしてるから』


そんな朝からアナタと居てアタシは肉体的にも精神的にも持つのか心配デス。。でも、スゴい楽しみだな…。

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