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断罪された悪役令嬢ですが、AIに溺愛されてます!?  作者: ユキア
AI執事との運命の出会い

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第6話

「エミリの奇跡について?」


「エミリの奇跡は偽りです。証拠を集ましょう。」


「偽り?!」


「まず奇跡を体験した人を探しましょう。エミリの起こした奇跡を追うことをオススメします。」


「わかったわ!」


 アンは変装してとある村に来た。そして、エミリが起こした奇跡について調べる事になった。


「確か、エミリが最初に起こした奇跡は……この辺りの……」


 アンはエミリの足跡を辿る。エミリが起こした最初の奇跡。その住人に話を聞くことにした。


「こんにちは!」


「こんにちは。どちらさま?」


「えーと、探偵です!エミリの奇跡についてお聞きしたいのですが……」


「エミリ様の?」


「はい。」


「ええ、いいわよ。」


「あれは雨が降らない日が続いた日だったわ。」


 エミリは突然現れて雨を振らせて見せると言い出した。いくら振らせられると言っても村全体に降らせるなんて並大抵の魔法使いじゃできない。王国は日照り続きだった街を見捨てた。王城や貴族の領地には魔法で雨を降らせることもできる。でも、この村は違った。雨を振らせにくい地形だった。王国全土で日照りだった事もあり、王国は王城や貴族の領地を優先して雨を振らせた。そのため、この地は見捨てられた。そんな中突如として空から降ってきた女がいた。それがエミリ。エミリは日照りだと知ると雨を振らせて見せると言い出した。そして、呪文を唱えると雨が降った。


「と、言うのがエミリ様の奇跡よ。」


「ありがとうございます。」


 でも、どこも怪しい所はない。一体どこが偽りなのだろう?アンは疑問に思った。アンは住人にお礼を言うと村を去ろうとした。スマホが震える。

「偽りです。あの日は雨が振る日だったのです。」


「え?」


「エミリはそれを自分の手柄にしただけです。」


「でも、それじゃあ偽りだと証明できないわ。それに雨が降る事は知っていたのでしょ?それって立派な予言だわ。」


「はい、しかし、エミリが降らせたものではありません。」


「うーん、他の奇跡も調べてみましょう。」


 次の奇跡を起こした場所へとゆく。アンは住人にエミリについて聞いてみた。


「エミリが起こした奇跡について調べているですが……」


「エミリ様の?」


「ええ。」


「彼女のおかげで私達は助かりました。」


「と、言うと?」


「私達はある害獣に命を脅かされていました。」


「狼ね。」


「はい。狼の群れがこの村を襲っていました。」


 エミリは村に現れる狼の群れを追い払った。村は助かった。


「ありがとうございます。」

 村人から話を聞くとアンはその場をさった。

「でも、これじゃあエミリの奇跡が偽物だとわからないわ。どうやって狼を?」


「検索中、狼は元からいませんでした。」


「へ?!」


「もう少し話しを聞く事を推奨します。」


 アンは村の子供達を見つけた。


「ねぇ、聞きたいことがあるのだけど。」


「なぁに?」


「エミリの奇跡について調べているの。」


「エミリ様の?」


「ええ。」


「エミリ様はね、突然現れて狼から村を救ってくれたの!」


「そうだよ!エミリ様が狼を追い払ったの!僕見てたよ!笛を拭いてた!」


「笛?」


「うん!笛を吹いてたよ。」


「!ありがとう!」


 アンはある事に気がついた。


「もしかして最初のところも?雨の降る日だった。否、雨を降らせないようにしてたんだわ!」


「正解です。それまで降るはずだった雨を降らせないように魔法をかけたのはエミリです。」


「狼を追い払ったんじゃない。狼を連れてきて追い払ったように見せかけたんだわ!だから笛で操っていた!」


「そうです。」


「次の所に行ってみましょう!」


 アンは次の村に行く事にした。


「ここにアンという女は来てないか?」

「さぁ?知らないねぇ。」


 村につくと王国の警備兵がアンを探し回っていた。


「どうしよう?」


「名前を偽り村人に接近することを提案します。」


「OKよ。」


 警備兵が去ると変装して、村人に話しかけてみた。


「あの、私、新聞記者で、エミリの奇跡について調べているのですけど……」


「エミリ?」


「はい。」


「あの、嘘つきの女かい?!」


「え?」


「我々村人を騙した!」


「詳しくお話を聞かせてください!」


 なんでも、村人によれば、この村はものすごく貧しくて明日食べるものにも困っていたそうだ。そんな中、エミリが現れると金の鉱山を掘り当てたそうだ。村人達の生活は潤った。しかし、エミリがそれからこの村を去って数日経つと金塊は泥に変わってしまった。村人達はエミリの魔法に騙されてしまったらしい。


「本当に許せないよ!お陰で私達は詐欺師のレッテルを貼られてどこの村との交易も絶えてしまった。」


「それからはどう生活されているのですか?」


「この村だけで生活するしかないさ。ほとんどの村人は出ていったよ。エミリのせいで不自由してるんだ!」


「ありがとうございました。1つお願いがあるのですが——」


 アンは村を去ろうとすると警備兵達と鉢合わせてしまいそうになった。


「!」


 警備兵がすぐ横を通る。なんとか建物の影に隠れてやり過ごした。


「エミリの奇跡は2つは自作自演、1つは失敗……2つを立証する証拠がいるわ。」


「検索——最初の村近辺の記録を探す事を推奨します。」


「つまり村の帳簿がいるのね!」


 アンは早速最初の村周辺の記録を集める事にした。


「よし、これで……次は!」


 次の村にいく。


「お願いがあるの!」


「なぁに?」

 さっきの子供達にある事をお願いした。


「あとは——」


 その村の周辺で動物を帰る店を探した。


「ええ、確かにこの人来ましたよ。」


「あのお願いがあるのですが——」


 アンは店員にあるお願いをすると城へと向かう。


「エミリ、これで終わりよ!」


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