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再会 - 学園都市コロニー・ルウム (3) 疑念

ミネバとビスト財団の会談が始まる少し前、レオ・ヴァンシュタインの元に情報が届いた。

ルウムの軍港に、連邦軍の強襲揚陸艦、ラー・カイラムが到着したという。


レオは、その情報に眉をひそめた。


(なぜ、今ここにロンド・ベルが…?)


ラー・カイラムは、ロンド・ベル隊の旗艦。

ロンド・ベルは、連邦軍の中でも特に精鋭部隊として知られている。

その部隊が、ミネバとビスト財団が会談を行おうとしているこのタイミングで、なぜルウムに現れたのか。

レオは、深い疑念を抱いた。


(ミネバ様は、ビスト財団と何を話そうとしている?まさか…)


レオの脳裏に、最悪のシナリオが浮かんだ。

ミネバが、ネオ・ジオンを、そしてシャア・アズナブルを、連邦軍に売ろうとしているのではないか。

その考えが、レオの心を激しく揺さぶった。


(そんなはずはない。ミネバ様は、総帥の意志を継ぐお方だ。だが…)


レオは、情報を再度確認するため、宇宙宙域のセンサー情報をモニターに表示させた。

そこには、確かにラー・カイラムがルウムの軍港に着陸している映像が映し出されていた。

さらに、ラー・カイラムの周辺宙域には、ロンド・ベル所属と思われるMS隊の反応も確認できた。


(やはり、本当か…)


レオは、焦燥感を抑えきれなかった。

このままでは、シャア・アズナブルが危険に晒されるかもしれない。

レオは、すぐに行動を起こすことを決意した。


「ヴォルフ、エルンスト!戦闘準備だ!」


レオは、親衛隊の二人に指示を出した。


「しかし、レオ様…」


ヴォルフが戸惑ったように言った。


「いいからだ!総帥をお守りするためには、手段を選んでいられない!」


レオは、ヴォルフの言葉を遮り、強い口調で言った。

レオは、シナン・スカーレットに乗り込み、出撃準備を始めた。

親衛隊のヴォルフとエルンストも、それぞれのMSに乗り込み、レオに続いた。


(ミネバ様…どうか、私の勘違いであってほしい。)


レオは、そう願いながら、シナン・スカーレットを発進させた。

彼の心には、シャア・アズナブルを守るという強い決意と、ミネバへの疑念が入り混じっていた。



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