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序章13:接触 - 学園都市コロニー・ルウム (13) ラー・カイラム艦長室

ラー・カイラムがアナハイムでの任務を終え、ルウムへと針路を向ける中、

艦長室にはユウ・カジマ、

イアン・クロフォード、

セレナ・ロッソの三名のパイロットが集められていた。


ユウ・カジマ。

歴戦のパイロットであり、高い空間認識能力を持つ。今回は、連邦軍の次期主力機候補であるHi-νガンダムの試作機「ラビアント・エクリプス」のメインテストパイロットを務める。


イアン・クロフォード。

冷静沈着で、卓越した操縦技術を持つ。ラビアント・エクリプスと共に運用されるジェスタの試作機、ジェスタ・プロトのテストパイロットとして、機体制御の安定性確認と精密なデータ収集を担当する。


セレナ・ロッソ。

明るく活発な性格で、どんな機体にも素早く適応できる能力を持つ。同じくジェスタの試作機、ジェスタ・キャノン・プロトのテストパイロットとして、実戦環境における適応性と操縦性の評価を担う。


三人は、ブライト・ノアから今回のルウムにおける任務について、改めて指示を受けていた。

表向きは治安維持活動の支援だが、裏ではラビアント・エクリプスの実戦テストと、ジェスタ試作機のデータ収集が重要な目的となる。


「加えて、個人的に気がかりな情報がある。」


ブライトは、三人のパイロットを見渡しながら言った。


「信頼できる情報筋から、ルウムで不穏な動きがあるという報告を受けている。ジオン残党と、ある組織が接触する可能性があり、場合によっては、連邦政府としても看過できない事態に発展するかもしれない。諸君らも、念頭に置いておいてほしい。」


指示を終え、ユウが代表して質問した。


「艦長、その『ある組織』とは?」


ブライトは一瞬、言葉をためらった。


「現時点では特定できていない。だが、警戒は怠らないように。」


イアンが冷静に問いかける。


「接触の目的についても、何か分かっているのでしょうか?」


「それも不明だ。だが、ルウムという場所を考えると、何らかの意図があるのは間違いないだろう。」


ブライトはそう言うと、少し語気を強めた。


「ユウはラビアント・エクリプスガンダムのテストに集中しつつ、イアンとセレナはジェスタ試作機のテストを行いながら、周囲の状況にも目を光らせてほしい。何か異常があれば、直ちに報告するように。」


セレナは真剣な表情で頷いた。


「了解しました、艦長!」


最新鋭機のテストという任務。

そして、予期せぬ事態の可能性。三人のパイロットは、それぞれの思いを胸に、ルウム到着に備えていた。艦長室には、僅かな緊張感が漂っていた。

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