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第16話 新しい冒険の始まり

 パーティーから一週間後、僕は新しい発見をした。


 三世界交流センターの奥で、今まで見たことのない扉を見つけたのだ。


「この扉、なんだろう?」


 扉には『次元間通路』と書かれている。


「雄介、何を見ているんだ?」


 クリプトくんがやってきた。


「この扉なんだけど……」


「次元間通路?初めて見るな」


 そこに、オラクル様が現れた。


「ああ、ついに現れたか」


「オラクル様、これは何ですか?」


「次の冒険への入り口だ」


 オラクル様が微笑んだ。


「君たちが三つの世界の協力を実現したことで、新しい可能性が開かれたのだ」


「新しい可能性?」


「この宇宙には、まだまだたくさんの世界がある。異なる物理法則で動く世界、異なる文化を持つ世界……」


 僕はワクワクした。


「僕たち、そんな世界にも行けるんですか?」


「もちろんだ。ただし、今度の冒険はもっと難しいものになるだろう」


 その時、仲間たちが集まってきた。


「何の話?」


 セキュ子さんが聞いた。


「新しい冒険の話だよ」


 僕が説明すると、みんなの目が輝いた。


「面白そう!」


 エモ太くんが跳び跳ねた。


「今度はどんな世界なんだろう?」


「魔法の世界かもしれない」


 セキュ子さんが想像した。


「時間が逆に流れる世界かも」


 クリプトくんも参加した。


「どんな世界でも、みんなで一緒なら大丈夫よ」


 クアンタちゃんも仲間に加わってくれた。


「僕たちも行く!」


 シュレ兄弟も元気よく手を上げた。


「危険な冒険になるかもしれないぞ」


 プロメテウスさんが心配してくれた。


「でも、それがまた楽しいじゃないですか」


 僕は仲間たちを見回した。


「最初は一人ぼっちで不安だった僕が、こんなにたくさんの仲間と一緒に冒険できるなんて、夢みたいです」


「僕たちも同じ気持ちだよ」


 エモ太くんが嬉しそうに言った。


「雄介くんがいてくれるから、僕たちも勇気が出るんだ」


「それじゃあ、決定ね」


 セキュ子さんが微笑んだ。


「みんなで新しい冒険に出発しましょう」


 ビット王も歩み寄ってきた。


「私も参加させてもらおう。君たちと一緒なら、どんな未知の世界も恐くない」


 こうして、僕たちの新しい冒険が決まった。


 でも、出発の前に、大切なことがあった。

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