擦れ違い
昨日更新出来ませんでした、すいません
その分少し長いです
アノスが倒れる数時間前...
「ん~どうしましょうねぇ...」
どうも、ネフです。
最近は、主様と学園へ行かずに家事を担当していまぁす
と言うのも、一週間前に王子殿に殺気を当てられたことで、寮の警備になっただけですけどね...
「...で?貴女は何なんですか、鬱陶しいですよ」
数分前、買出しに行こうと寮を出たところで、挙動不審の彼女を発見、捕獲しました
「.....」
一見すると、精霊の様な彼女は沈黙を保ったままだ
「...だんまりですか、そうですかっ!なら実力行使ですよ!」
あっしは、腕を剣に変化させ斬りかかる
彼女は、いきなり襲ってくるとは思わなかったようで、反応が遅れていた
「ゃあっ!」
腕をクロスして振り抜くようにし、首を獲りにいく
しかし、姿勢を低くするだけで回避されてしまった
「....乱暴な方ですね」
先ほどの攻撃を何でも無い様に振る舞い、そう言った
「あっしだってねぇ、そうやって最初から喋ってくれりゃあ手間は省けたんですよ」
「....では、お喋りしますか?」
「...いちいちムカつく言い方ですねぇ」
「では、まずは自己紹介から....ワタクシは、ベリーディア....貴女の傍にいるアノスを探しに来たのよ?」
「それは何故?」
「その前に、貴女のお名前は?」
「あっしはネフです。それで、理由は...」
「あらあら、可愛らしいお名前。先ほどの行動からは考えられない位だわ」
本当にムカつきますね、この女...
「で、理由は...?」
「それは、アノスがワタクシの所有物だからですよ?」
「し、所有物...?」
「えぇ。そう、所有物....ワタクシが拾った男の子です」
「...もし、そうだとして、今更何の用ですか?」
「それはですね?アノスもいい年になったことですし、ワタクシの番にしようと思いましてね?」
「......よし、決まりました。貴女は今ここで死ぬ運命になりました」
「....へぇ?それは面白い冗談ねぇ?どうやって死ぬのかしら?」
「勿論、あっしに殺されるに決まってるじゃないですかぁ?貴女、馬鹿ですか?」
「ばっ!馬鹿ですって!このワタクシに向かって馬鹿って!このっ死になさい!!」
うわぁ...キレましたよこの女、こわーい
「おらぁっ!」
怒り任せに、魔法らしき雷を放ってきた
と、言う前にキャラ崩壊しかけてますねぇ...
「おらっ!おらっ!おらあぁぁっ!なんで当たらないのよ!!!」
それは、避けてるに決まってるからでしょうよ...馬鹿
怒りで思考が働いてないせいか、ワンパターンに雷を放ってくる
「...飽きました。もう死んで下さい」
「っ!」
あっしは、彼女に肉迫し腹目掛け、腕を振り抜いた
「あぅっ!」
スっと腹を通る腕に、彼女は小さく悲鳴を上げて後ろに倒れた
「ん~、手応え無さ過ぎですよ貴女」
「....はぁ..はぁ....んっ..!」
倒れて、荒く息を上げているそれを蹴飛ばす
もうすぐ屍と成るそれは、椅子などを倒しながら壁にぶつかった
「あ~もう、片付けるのあっし何ですからねぇ?」
「はぁ...うっ...ふぅ....」
それは、痛みに顔を歪ませつつ、体を起し壁に持たれた
「では、最後に遺言だけは聞いてあげますよ」
「ふぅ..ふぅ....じゃあ...一つ忠告して...あげるわ...はぁ...」
「それは、どうも」
「はぁ...ワタクシが死んだら..アノスも...死ぬかも.....ね?」
そこで、彼女は息を引き取った...
「っ!アノス殿がっ!どうして...!」
そう、問いかけながら屍となった彼女を揺するが、もう遅かった...
「...取り敢えず主様にっ...!」
その時、屍となったそれから、大きい魔力を感じた
バッと振り返った時には、魔力が一直線に何処かへ向かう所だった
そして、魔力が抜けたそれは、灰が崩れ落ちるように消えた...
そんな事より、魔力が向かった方向には...
「アノス殿っ!」
あっしは、何事も無いようにと祈りながら、校舎がある方へと走った...
......
「ん?」
授業中、少し警戒しながらではあるが、何時も通りである
そんな時、寮がある方から魔力が向かって来た
しかし、私が何か特定する前に、王子ではなくアノスさんへ吸い込まれていった
「うっ...」
その瞬間、アノスさんは苦しみだした
「アノスさん!」
私は、すぐに駆け寄り容態を見る
一見、疲れ過ぎの時によくある、魔力の乱れに見える
だが、先程の魔力が吸い込まれる瞬間を見てしまっている
「アノスさん、しっかりして下さい!アノスさんっ!」
アノスさんと私に気づいたクラスメイトが、何だ何だと寄ってくる
そして、そのクラスメイトの壁を掻き分け、ある人物が来た
「主様!」
ネフである...
しかし、何故?家事を頼み、寮の警備をしてたはず...
少しだけ警戒しつつ、この騒ぎを収めるため、ネフにアノスさんを託した
......
私が王子のベッドに結界を張って、戻った時...
「...それだけでは有りませんが...でも、主様を傷つけないで下さい」
「分かっている...」
ネフとアノスさんが、何か話していた
「いいえ、多分貴方は分かっていない...何もかも...」
「何の事だ...?」
「ふふっ、時期に分かりますよ」
これ以上は、何も聞け無いと思い、わざと足音を立てドアを開けた
「アノスさん!さぁ、早く寝ましょう!」
ネフは、私とすれ違うように部屋を出た
「あぁ、分かったからそんなにくっ付くな、汗臭いぞ...」
「大丈夫です!アノスさんは、素敵な匂いです!」
「...そうか、なら寝るぞ」
「はい!」
アノスさんとネフが何の話をしていたかは知らないけど、話したくなるまで待ってあげる事にした...
「...主様、多分気が付いてるなぁ...」
タイトル絶対に合ってない気がする...
※追記、一日置きに更新する事にしました
更新出来る日は、連日でしていきます




