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異世界スローライフ  作者: てな
第四章
48/53

変化

少し短いですねぇ.....

夏休みも終わりを迎え数日...

寮へ戻る時には消えていた魔王に、思わぬ所で再会した


「ガキども席に着け。今日は、新任の教師が来るぞ...」


何時も通り、クリス先生による連絡が行われた

何時も通りでないのは、新任のこと位だろう


「では、入ってくれ...」


クリス先生に呼ばれ、廊下から一人の男性が入って来た

しかし、それは見覚えのある顔だった...


「では、アスセシオン先生自己紹介を...」


「あぁ...では、諸君...私はアスセシオンだ。気軽に、アオン先生と呼んでくれ。担当科目は歴史だが、出来るだけ他の科目の質問にも応えるつもりだ。宜しく頼む...」


「アスセシオン先生は、このクラスの副担任にもなる...基本は、私のサポートに回ることになるが頼むよ...」


「あぁ、分かった」


そこまで話し終え、私はアノスさんにコッソリ話しかけた


「アノスさん...あれ、魔王ですよ...」


「...そうなのか?何かするつもりか...?」


「何かしらの...多分幻覚系の魔法で、人間に成りすましているようですが...目的は分かりません...」


「そうか...一応、目を光らせて置く」


「はい、お願いします」


その後、何の問題も無く授業は終わってった...

帰り際、王子をアノスさんに任せ、アスセシオン先生...魔王に目的を尋ねた


「アスセシオン先生...いえ、魔王。貴方は、何の目的でこの学園に居るんですか」


書類を整理していた魔王は一瞬手を止め、ため息混じりに答えた


「金だ...前にも言ったが食料がない。そうなれば、我は大丈夫だとしても、ベルが餓える...」


「ベル...悪魔ちゃんですか?」


「あぁ...幸いなことに、ベルがアルバイトする事になった宿に泊めてもらえる事になった」


「それで、どうして教師なんて...」


「俺は一応、400年前からこの世界にいる...歴史や知識だけは、無駄に多いからな...」


「そうなら、何でキャンプしてたんですか?」


「あ、あれは色々遭ったんだ...」


「そうですか...ですが、幾ら魔王でもこの学園で何かしたら...今度こそね?」


「...ふんっ、肝に命じておく...」


「では、さよなら...アオン先生」


「...ふっ、先生か...」


魔王との話も付け、アノスさん達を追いかけた

待ってくれていたようで、すぐに合流出来た


「で...どうだった、カリーシャ?」


「はい、取り敢えず大丈夫そうです」


「そうか...それならいいが...」


「なぁ、アノス...何時から呼び捨てする仲になったんだ?」


「それを聞くのはマナー違反ですよ?王子」


「...そうか、ならいい」


「では、行きましょうか」


私達は、他愛ない話をしながら、寮へ向かって歩みを進めた...



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