番外編if.ss、海
もし、泉に行かずウンディーネに会わなかったら...
白い砂浜で、昨日と同じように王子と打ち合っているアノスさん
せっかく、二人だけの楽しい旅行になると思ったのに...
「...カリーシャちゃん、機嫌悪い?」
「え?...うん、少しね」
「...スターヴァントさんのこと?」
「うん...少し寂しいかなぁってね?」
「...そうだよね、本当は二人だけだったもんね...私たち邪魔だったよね」
「でも、楽しいからいいよ...」
そこで、打ち合いを終えた二人が帰ってきた
「あ、カリーシャちゃっ...カリーシャ」
「はい...何ですか?」
「顔、何時もより落ち込んで見えるよ?」
「...ふふ、バレちゃいましたか?」
咄嗟に笑を浮かべるが、多分引きつっているだろう
「まぁ、これでも結構カリーシャのことは、意識して見ているつもりだからね...本当は、さっきの聞こえたんだけどね?」
「き、聞いていたんですか!」
「あ、聞こうとしてじゃなくて、聞こえちゃっただけだからね?」
「...はぁ、アノスさんには敵わないですね...」
「ははっ、さぁカリーシャ。遊びに行こうか?」
「え?どこにです?」
「勿論、海にだよ」
「はい、行きます」
「あぁ、はい」
「?」
アノスさんは手を伸ばしてきた
「手、繋ごうか?」
一度、アノスさんの顔を見てから返事をした
「...はい!」
それから、日が暮れるまで遊び、仁とシルフィに無理を言い、アノスさんと二人で寄り添って寝る事になった...
「アーノスさん?早く来てください!」
ベッドの中から、アノスさんを急かす
「ちょ、ちょっとまってね...?」
お風呂上がりのアノスさん
「よし、はい来ましたよ」
頭の水分を拭き取り終えたようで、ベッドに入ってきた
「アノスさん、ギュッとしてください。昨日凄く虚しかったんですからね?」
「あぁ、嫌だって言ったって、俺も抱きしめるつもりだったよ」
そして、静かに私の体を抱きしめるアノスさん...
私も、アノスさんの背中へと腕を回す
「はぁ、アノスさん...好きです。大好きです、一晩会えないでけで凄く寂しいです...」
「あぁ、俺もそれだけで悪夢を見るくらいだからな」
「ふふっ、では...今夜は寝かしません...よ?」
「望むところだ」
その夜、私とアノスさんさんは、熱い夜を過ごした...
翌朝、
「お二人共、昨晩はお楽しみでしたか♪」
案の定、ネフに訊ねられた
「はい、とっってもお楽しみでした♪」
とっても清々しい笑顔で言って上げました
「ふふ、幸せそうで何よりです...」
久しぶりのIF short storyです
このルートだと、シバがバフォメットに告白できません
なので、没なったものです




