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異世界スローライフ  作者: てな
第三章
44/53

番外編if.ss、海

もし、泉に行かずウンディーネに会わなかったら...



白い砂浜で、昨日と同じように王子と打ち合っているアノスさん

せっかく、二人だけの楽しい旅行になると思ったのに...


「...カリーシャちゃん、機嫌悪い?」


「え?...うん、少しね」


「...スターヴァントさんのこと?」


「うん...少し寂しいかなぁってね?」


「...そうだよね、本当は二人だけだったもんね...私たち邪魔だったよね」


「でも、楽しいからいいよ...」



そこで、打ち合いを終えた二人が帰ってきた


「あ、カリーシャちゃっ...カリーシャ」


「はい...何ですか?」


「顔、何時もより落ち込んで見えるよ?」


「...ふふ、バレちゃいましたか?」


咄嗟に笑を浮かべるが、多分引きつっているだろう


「まぁ、これでも結構カリーシャのことは、意識して見ているつもりだからね...本当は、さっきの聞こえたんだけどね?」


「き、聞いていたんですか!」


「あ、聞こうとしてじゃなくて、聞こえちゃっただけだからね?」


「...はぁ、アノスさんには敵わないですね...」


「ははっ、さぁカリーシャ。遊びに行こうか?」


「え?どこにです?」


「勿論、海にだよ」


「はい、行きます」


「あぁ、はい」


「?」


アノスさんは手を伸ばしてきた



「手、繋ごうか?」


一度、アノスさんの顔を見てから返事をした


「...はい!」


それから、日が暮れるまで遊び、仁とシルフィに無理を言い、アノスさんと二人で寄り添って寝る事になった...



「アーノスさん?早く来てください!」


ベッドの中から、アノスさんを急かす


「ちょ、ちょっとまってね...?」


お風呂上がりのアノスさん


「よし、はい来ましたよ」


頭の水分を拭き取り終えたようで、ベッドに入ってきた


「アノスさん、ギュッとしてください。昨日凄く虚しかったんですからね?」


「あぁ、嫌だって言ったって、俺も抱きしめるつもりだったよ」


そして、静かに私の体を抱きしめるアノスさん...

私も、アノスさんの背中へと腕を回す


「はぁ、アノスさん...好きです。大好きです、一晩会えないでけで凄く寂しいです...」


「あぁ、俺もそれだけで悪夢を見るくらいだからな」


「ふふっ、では...今夜は寝かしません...よ?」


「望むところだ」


その夜、私とアノスさんさんは、熱い夜を過ごした...



翌朝、


「お二人共、昨晩はお楽しみでしたか♪」


案の定、ネフに訊ねられた


「はい、とっってもお楽しみでした♪」


とっても清々しい笑顔で言って上げました


「ふふ、幸せそうで何よりです...」




久しぶりのIF short storyです

このルートだと、シバがバフォメットに告白できません

なので、没なったものです

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