表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界スローライフ  作者: てな
第二章
30/53

魔王

武闘大会と少し絡めてあるので

入れさせてもらいました


ヒューリー王国の地下深い洞窟...


「魔王様~!大変です!」


一人の、小さく可愛い悪魔が叫んでいる


『何?』


「それが...もう食料がないのです!!」


『...昨日獲って来たワイバーンは?』


「バフォメット様が持って行かれました...」


『カボチャ渡せよ...』


「だから、食料が無いんですってば!」


『はぁ....仕方ない、ここからは旅をするぞ』


そう言った魔王は、荷物を纏め始めた


「えぇ!何でですか!?凄く居心地良いのに!」


『...飢え死にか、旅か選べ』


「旅でお願いします...」


『だろ?』


「はい...」


『じゃ、お前も荷物纏めろ』


そして、二人は黙々と荷物を纏め始めた



『大分片付いたな...』


「はい、それでどちらへ向かう御つもりで?」


『そうだな...スライムの楽園なんてどうだ?』


「ここ百年ほどで急に発展した街ですね?」


『そうだ、発展していると言うことは、職があると言うことだ』


「え?魔王様、働くんですか?」


『当たり前だろ?長年の知識を活かして、教師になろうかと思っている』


「僕はどうすれば?」


『...ごめん、何も思いつかないわ』


「ひっ酷い!例え僕が役立たずでも、今のは酷いと思います!!」


『自分で傷抉ってるぞ...』


そんな話も程々に、久しく見ていない地上を目指し歩き出した


暫く歩いていると、洞窟出口付近に人影が見えた


『ん?誰だ』


《お~す、魔王。カボチャ貰いに来たぜ》


「あ、バフォメット様...」


『貴様にやるものは無い、帰れ』


《え~、何だよ糞が。今日はついてねぇなぁ...》


「どうしたんです?」


《んあ?いやぁ、使い魔召喚された奴に呼び出されてよぉ、戦えってさ。相手は化けもんみてぇな魔力で勝てねぇっつの!そんでもってカボチャも貰わず帰って来た》


『化け物みたいな魔力?』


「バファメット様も敵わないなんて、どんな相手だったんです?」


《それがよぉ、見た目が人間だったんだわ。でも、身体が魔力なんだわな?一瞬聖霊かと思っちまったが、聖霊にしても魔力がデカ過ぎ》


『で、お前の出した結論は?』


《...わかんねぇ、それが結論だ》


『そうか...そいつは何処に?』


《確か、スライムの楽園だったか?そこの学園だ》


「あ、丁度私達も行くんですよ!」


《そういえば荷物持ってんな。どうしたんだ?》


『お前のおかげで食料が無いんだよ』


「どうせなら、バファメット様も行きます?」


《そうだな...あそこは、美味そうな匂いがすげぇしたから、もっかい行ってみるのもいいな》


「では決定です!いいですよね?魔王様!」


『決めたなら聞くな』


「はーい」


《相変わらず、そいつに甘いんだなお前》


『煩いぞ、バル』


《へーへー、仰せのままに...》


そして、旅は三人となった...



書いている内に、バファメットが可愛く思えました

武闘大会、下は、月曜となります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ