昨晩はお楽しみでしたか?
前話書き過ぎた分、短めです
※言い訳
番外編書いてました
翌日の朝...
「ん、朝...ですか...」
昨日は、舞台を途中で抜け出して早々に寝てしまったのだ
勿論、アノスさんを抱き枕にして
「...やっと、恋人になれた、です...」
出会って間もないが、一人だった400年間よりとても長く感じた
それだけアノスさんとの時間は有意義なものだった
「...お風呂入ろっと」
アノスさんが起きる前に朝食も作らなければならない
サッとシャワーを浴びて、出たところであることに気がついた
「...服」
そう、服の用意を忘れていたのである
服は、寝室のクローゼットにある
しかし、アノスさんが寝ている
私は仕方なく、バスタオルを体に巻き取りに向かう
そ~と、アノスさんを起こさない様に
起こす時は中々起きないのに、こういう時に起きたりするからだ
私は、静かに寝室のクローゼットへ手を伸ばす
「ん...」
「ひっ!」
どうやら寝返りをうっただけのようだ
ほっとして、中から服を取り出す
ふぅ、と息をついて素早く着替える
「ん、ん?カリーシャちゃんお早う...」
しかし、バスタオルを取った時、アノスさんが起きてしまった
幸いなことに、寝ぼけているようで気がついていない
「お、お早う、です」
「...朝?」
「は、はい...あ、でも、もう少し寝てて下さい!」
「...ん、わかった」
アノスさんはまた、眠りについた
「...はぁ、びっくりした...」
見せる時は良いけど、いきなりだと少し恥ずかしいものがある
また起きないうちに着替え、朝食を作る
今日は水の日なので、フレンチトーストと塩焼きベーコンという献立
ベーコンはアノスさんが好きな、ワイバーンのモモ肉である
朝食が出来上がり、コーヒーを淹れている時アノスさんが起きてきた
「お早う」
「お早うです」
「...顔洗ってくる」
「?、はいです」
何故か、顔を赤らめたアノスさん...
まさか、裸見たこと覚えてないよね...?
そのあと、二人で朝食を摂り学園へ向かった
しかし、顔を赤らめた理由は言わなかった
☆
今日も武闘大会である
三日目開会宣言まで、まだ時間があるということで、教室で大人しく待機だ
席に着いた時、丁度王子が来た...ネフと一緒に
「お早う」
「お、お早うです...」
「主様~、昨晩はお楽しみでしたか?」
「えっ!いや、してないしてない!」
「ほほぅ?では、告白してアノス殿と二人きりなのに、してないと言うんですね?」
「うん!してないよ!」
私とアノスさんは、もう顔真っ赤である
「...なぁ、周りを見てそういうこと言ったらどうだ?」
「はっ...!」
また、やってしまった...
教室から逃げることも出来ず、ただ俯くしか出来なかった...
それから、クリス先生が来るまでクラス中から温かい目で見続けられた...
番外編、日曜日公開予定




