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異世界スローライフ  作者: てな
第二章
28/53

昨晩はお楽しみでしたか?

前話書き過ぎた分、短めです

※言い訳

番外編書いてました


翌日の朝...


「ん、朝...ですか...」


昨日は、舞台を途中で抜け出して早々に寝てしまったのだ

勿論、アノスさんを抱き枕にして


「...やっと、恋人になれた、です...」


出会って間もないが、一人だった400年間よりとても長く感じた

それだけアノスさんとの時間は有意義なものだった


「...お風呂入ろっと」


アノスさんが起きる前に朝食も作らなければならない

サッとシャワーを浴びて、出たところであることに気がついた


「...服」


そう、服の用意を忘れていたのである

服は、寝室のクローゼットにある

しかし、アノスさんが寝ている

私は仕方なく、バスタオルを体に巻き取りに向かう


そ~と、アノスさんを起こさない様に

起こす時は中々起きないのに、こういう時に起きたりするからだ

私は、静かに寝室のクローゼットへ手を伸ばす


「ん...」


「ひっ!」


どうやら寝返りをうっただけのようだ

ほっとして、中から服を取り出す

ふぅ、と息をついて素早く着替える


「ん、ん?カリーシャちゃんお早う...」


しかし、バスタオルを取った時、アノスさんが起きてしまった

幸いなことに、寝ぼけているようで気がついていない


「お、お早う、です」


「...朝?」


「は、はい...あ、でも、もう少し寝てて下さい!」


「...ん、わかった」


アノスさんはまた、眠りについた


「...はぁ、びっくりした...」


見せる時は良いけど、いきなりだと少し恥ずかしいものがある

また起きないうちに着替え、朝食を作る


今日は水の日なので、フレンチトーストと塩焼きベーコンという献立

ベーコンはアノスさんが好きな、ワイバーンのモモ肉である

朝食が出来上がり、コーヒーを淹れている時アノスさんが起きてきた


「お早う」


「お早うです」


「...顔洗ってくる」


「?、はいです」


何故か、顔を赤らめたアノスさん...

まさか、裸見たこと覚えてないよね...?


そのあと、二人で朝食を摂り学園へ向かった

しかし、顔を赤らめた理由は言わなかった



今日も武闘大会である

三日目開会宣言まで、まだ時間があるということで、教室で大人しく待機だ

席に着いた時、丁度王子が来た...ネフと一緒に


「お早う」


「お、お早うです...」


「主様~、昨晩はお楽しみでしたか?」


「えっ!いや、してないしてない!」


「ほほぅ?では、告白してアノス殿と二人きりなのに、してないと言うんですね?」


「うん!してないよ!」


私とアノスさんは、もう顔真っ赤である


「...なぁ、周りを見てそういうこと言ったらどうだ?」


「はっ...!」


また、やってしまった...

教室から逃げることも出来ず、ただ俯くしか出来なかった...

それから、クリス先生が来るまでクラス中から温かい目で見続けられた...



番外編、日曜日公開予定

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