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異世界スローライフ  作者: てな
第二章
26/53

武闘大会〈二日目〉

番外編のタイトル決まんない...とほほ(涙)


翌日...


『さぁさぁ!今日も皆、張り切って頑張ってね!以上、解散!』


今日もスライムさんの言葉と共に始まった武闘大会、二日目

今日の種目は、五人で行うバトルロワイヤル

最後の一人になれば勝ち進める単純なもの

しかし、選手同士が共戦可、と言うところに悪意を感じる


「何をボーっとしている、行くぞ」


少し考えに耽ていたようで、王子から御呼ばれが掛かった


「はい、です」


私は、思考を切り替え王子に付いて行く

昨日と同じ席、同じようにアノスさんにもたれ掛る


「今日の予定は?」


「はい。一試合目に王子が出ます。私は二試合目、です」


「後は特に無しか...舞台でも行くか?」


舞台とは、曲に合わせ踊るだけの簡単な舞踏会の様なものである


「いい、ですよ?アノスさんと踊れるなら」


「あはは...レディからのお誘いとあらば、受けなければ男が廃りますね。行きましょうか」


「...俺は?」


「王子ならお相手は沢山いるかと...」


「...俺、家名に集る女嫌いなんだが?」


確かに、一応ヒューリーの跡取りである王子、今まで集られない方が珍しかった


「そう、ですか...仕方ない、です。私がお相手する、です」


「頼めるか?」


目を輝かせる王子、今更断れない...


「はい、です...」


「おし。じゃあ取り敢えず、試合行ってくる」


「行ってらっしゃいませ」


王子は早足でステージへ向かった



「バトルロワイヤル第一試合、始め!」


王子の試合が始まったようだ

魔武器と魔法を器用に使い、戦っている

王子は共戦の二人組と戦っているが、十分に勝てるレベルであった


しかし、残りの二人の勝負が付いたようで、王子の背後から奇襲を掛けた

寸でのところで躱したが、剣先が肩を掠め血が迸る


王子はそいつを睨めつけ、至近距離から斬撃を放った

見えない斬撃を、もろに喰らった相手は一撃で沈んだ

しかしながら、他の選手も好機と見て攻め立てる


痛む左腕を庇いつつ、攻撃を去なす王子

その顔には、苦悶の表情が見て取れる

そんな中、一瞬だけ相手に隙が出来た


二人の連携はお世辞にも上手いとは言い難いが、それなりに効果は出ていた

その連携に更に乱れが出来たのだ


その一瞬を逃すまいと、瞬時に剣を両手で持ち薙ぎ払う

二人とも、王子の反撃に防御はしたが体制が崩れた

そこに畳みかけるよう、斬撃の嵐をお見舞いする

二人は耐えきれる筈もなく、王子の勝利となった


勝利宣言も終わり、帰って来た王子は左腕の傷がそのままだった


「ヒール」


簡単に出来る治癒魔法を王子に掛ける

王子の腕に光が吸い込まれ、逆再生の様に傷は塞がった


「おぉ、ありがとな」


「少しぐらいは、応急処置してください」


「あぁ、はいはい」


本当に分かったのかな...

あ、次は私の番だ


「では、行ってきます」


「あぁ、行ってこい」


「頑張ってー、カリーシャちゃん!」


アノスさんから声援を受けた私は、最強です!!


「バトルロワイヤル第二試合、始め!」


始まった瞬間、四人が私目掛け襲ってくる

予想はしてましたが、全員が私を倒しに来るとは...

手っ取り早く、範囲系の魔法で片付けようと思います


「雨降りし日の雷...雷電っ」


その瞬間、相手選手の頭上に魔方陣が展開され雨が降る

後は文字通り...


バシッ!!


強烈なフラッシュと共に、轟音が鳴り響いた

まぁ、雷を落としただけですが...


選手には直接落としていないが、地面と雨から感電した

それは、意識を刈り取るには十分な威力だ

実際に、選手達はプスプスと音を立て、気絶している


「勝者、カリーシャ」


審判にも当たりそうになったが、何とか回避したようだ

勝利宣言も終わったので、アノスさんの元へ戻る


「派手だな」


戻って最初に掛けられた言葉だった

勿論王子...


「地味よりいい、です」


「...確かに」


「舞台行きましょうか?」


「そうだな」


そう話を切り替え、舞台が行われる第十ホールへと歩き出しだ...



次話はダンス回

書ける気がしない...でも書く!

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