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異世界スローライフ  作者: てな
第二章
16/53

擬人化

タイトルでネタバレが激しいですね…(汗)

パリンッ!!


私が魔力を込めた魔石が、ガラスを割るような音と共に砕け散った


「え…?」


何度、瞬きしても変わらない、魔石はバラバラになったまま、破片しか残ってない


「どう…し、て…?」


『あー…多分、あっしが魔武器扱いでして…主様は、最初から魔武器を創れないのです…』


…そっかぁ、残念、です


『主様が望めば、武器でも、鎧でも、更には包丁にまでなれちゃいます。魔武器よりも、宝具の分類になりますがね…』


じゃあ、首輪から武器に成れる?


『余裕です』


ネフはそう言い、ダガーに変化した


何故ダガー…?


『主様の体は、力も強いですが、小回りが効きスピードの出る体型なので、ダガーに致しました』


成る程、意外と考えてるのですねぇ…


『はい、重量も弄って軽くしてます』


ありがと、です


『まぁ、主様ならどんな武器だろうと、使いこなせますけど…(ボソッ)』


ネフは、首輪に戻りながら呟いた

幸い、他の方は自分達の武器に夢中で、私の魔石が割れた事に気付いていなかった


アノスさん以外は…


アノスさんは、見ているだけなので当然だが、ずっと私を見ていた

私は、アノスさんに近寄って訊ねた


「…見てました…?」


「あぁ、カリーシャちゃんは、その首輪が魔武器だったんだね」


少し違うけど…問題無いので、そうみたいですっと答えておく


「皆出来たか?」


魔武器の確認を終えた王子が声を掛ける

そして皆、武器の紹介を始めた

まずは、シバからだ


「よし、俺からだな。俺の魔武器は、大杖だ!魔法を使う時に威力を上げたり、効果を長く出来るんだぜ!」


元々、シバは魔法を使うのが上手いらしく、長所を伸ばす武器となった


脳筋で魔法出来る、これいかに…


次は、シルフィだ

「…私のは、ランス、軽量化と威力増大、魔法ダメージ軽減…」


何と、小柄な彼女には、大き過ぎる盾と突撃槍…ランスだった

小柄な体を隠し攻撃する、怖がりの彼女にとっては、最適なのかも知れない


次は、王子の武器

「俺は、両手剣だな。魔力の斬撃を飛ばした攻撃と、武器による身体強化だ。強化魔法と重複して使えるようだ」


飾り気のない赤い、刀身の長い両手剣

王子が脳筋でしたか…意外過ぎます…


最後に、じん

「俺は、刀の二刀流だ。斬撃を飛ばすのと、絶対切断だな!他には…ふふふっこれマジチートww」


「チートってなんだ?」


知らない単語に王子が反応する


「あ?いや、気にすんな!ハハハッ!」


やっぱり…王道系の方でしたか…

と言うことは、白い刀が創造で、黒い刀が破壊な感じでしょうか?


「カリーシャは、何が出来たんだ?」


一向に紹介しない私に、王子が声をかけてきた


「あ、はい…私は、元々、武器があったみたいで、創れなかった、です…」


「そうなのか、じゃあ武器は?」


「えっと、この首輪、です」


首輪を指さして言う


「…それだったのか…」


なんか、回りから哀れみの視線を感じる…グスン…ネフは、凄いもん!


『…主様、ありがとうございます!』


ネフは、凄いもんね!


『はい、頑張ります!』


そして、何を思ったのかネフが光出した

私の首から離れ、隣に浮く

光は、徐々に大きくなり人形になっていく…


光が消えた時には、私と同じ位の少女が立っていた

白くカールの効いた長い髪、幼い無邪気な可愛らしい顔、そして、私の時と同じネコミミフード付きローブと首輪をしている…

凄く可愛いです


「ね、ネフが、擬人化したぁ!!」


私は、思わず声を漏らしてしまった


「ぎ、擬人化だとっ?!」


じんが、真っ先に反応し、魔武器にブツブツ言っている…

多分、じんの武器も自我があるみたい


「あるじしゃま~!!」


舌足らずな声と共にネフが抱きしめきた


「あるじしゃま~擬人化もできましゅた~!」


私の笑顔に勝るとも劣らないその顔は、周囲の男達を悩殺するのに、苦ではなかった


周囲から赤い忠誠心が飛び散る中、私達はネフの魔力の膜に包まれ、無事だった


ネフは、出来る子です…!


そんな中、一人だけ膜から外れ忠誠心に体を染めた人物がいた…じんだ


彼もまた、多少ではあるが忠誠心が垂れており、満更でもないもよう


「くっ!おい、カリーシャとやら!決闘しろ!俺が勝ったら、その子をくれ!」


いきなり馬鹿な発言をする、じん


「…ほほぅ?面白そうだな…認めよう…」


後ろからクリス先生が許可を出してしまった…

何時来たんですか…


「…おいガキども、場所を空けろ…決闘をするぞ…」


クリス先生が言った瞬間、決闘するには十分な場所が出来た…


「あの、わ、私の意識は…?」


「…ふむ、あの馬鹿をボコボコに出来たら、私が出来る限りのお願いを聞こう…」


「やり、ます」


即答した


クリス先生に貸しが有るのは、何かと便利だと思うしね


「…では、決闘を始める前にルール及び、賭け金の確立をする…ジン・カミジョーが勝った場合、その少女の『意識があれば』その所有権は、ジン・カミジョーに移る。逆にカリーシャが勝った場合、私がお願いを一つと、ジンを『強制的に』ぼろ雑巾のように使う権利を渡す…いいな…?」


「はい…」


私は、クリス先生の強調したところに内心笑いながら応えた


「…ジンもいいな…?」


「あ?あぁ、いいぞ」


絶対に聞いて無かった…

普通なら反論する内容なのに…


「…ふっ、では、ルールだ…相手を行動不能にするか、降参させれば勝ち…使い魔、魔武器の使用は、禁止だ…当然ながら、殺しはダメだ…異論は…ないな…では、位置に着け…」


私達は距離をとり、お互いに構えた


「あるじしゃま~がんばってくらしゃ~い!」


ネフの声援を受け、やる気を出す


「…では、始めっ…」


私は、地面を蹴り走り出した…



戦闘シーンを初めて書くので、次の更新に持ち越します

あと、じんくんには草を生やさせて貰いますw←これ


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