番外編if.ss、七夕
もし、王宮で七夕を迎えたら…
王宮、アノスさんの部屋のベランダにて…
「アノスさん、今日は、7月7日です、よね…」
「ん?あぁ、そうだな…」
私は星を眺めながら、アノスさんは月明かりで本を読みながら、話した
「あの、ですね。私の故郷には、7月7日にお札みたいな紙にお願いごとを書くと、叶うかもって言うのがあったの、です」
「へぇ、楽しそうなところなんだな…」
アノスさんは、本から顔を上げ、答えた
「はい、楽しかった、です」
私は少し懐かしく思い、笑みがこぼれる
「それで、です。一緒にやってみません、か?」
「紙は、あるのか?」
「ある、です」
私は、手に持っていた紙を見せた
その一枚を万年筆と一緒に渡す
「願い事は、何でもいいのか?」
「はい、大丈夫、です」
二人でお互いのを見せないように書いた
「できた…アノスさんは、何を書いたん、です?」
「ん、国民が幸せに暮らして活けるようにってな」
私は、少し驚いた
「アノスさんは、凄い、です…自分じゃなくて、他人の幸せを願うなんて…」
「そうか?それより、カリーシャちゃんは何書いたの?」
「あ、アノスさんのに比べたら、恥ずかしくて、み、見せれませんっ!」
「いや、別に願い事は人それぞれだからいいよ」
「っ!それでも、ダメ、です!」
何故なら私の願い事は『ずっと、アノスさんと幸せに暮らせますように』だから、言える訳がない
「んー…まぁ、いいや。それで、この紙はどうするんだ?」
「ほ、本当は、笹っていう、植物に吊るすんです、けど…と、とりあえず、自分で持ってましょう。叶うまで!」
「そうだな。さ、もう夏とは言え、夜は寒いし寝ようか」
「はい…」
そして、私とアノスさんは部屋に戻った…
『ちなみに、あっしの願い事は主様の願い事が叶いますように、ですよー』
番外編は予定なしの気まぐれで書いてます
これからも番外編が出るかも…?




