お買い物デート
糖分!それは、脳の栄養素!
…はい、続き書きます
朝、窓から射し込む光りで目が覚めた
隣で寝かされていたアノスさんは、まだ寝ているようだ
私は、アノスさんを起こさないようにベッドから下り、顔を洗いにいった
アノスさんの部屋は、トイレ以外の個室がなく、開放的な部屋だった
窓からは、城下街が一望出来てとても素敵だった
顔を洗い終わり、昨日のお礼に朝食を作ってあげるため、キッチンに立つ…が届かない
身長が低いので上の棚に手が届かず、フライパンが出せない
『主様、あっしが取りますよ?』
お願いします…
『がってんで』
まだ、首輪のネフは、首輪から触手の様なものを伸ばし、器用に手渡してくれた
ネフ、ありがとう
『いえいえ、あっしの仕事は、主様のサポート故に』
そして、私は朝食を作り始めた
作ったのは、スクランブルエッグにコンソメスープ、パンにハムを挟んだ簡単なサンドイッチだ
アノスさんを起こしにベッドに駆け寄る
「アノスさん、起きて下さい!朝ですよ」
アノスさんは、熟睡しているようで、なかなか起きない
そこで、イタズラに鼻を摘まむ
『主様、えげつねー』
起きない方が悪いのです
『確かにそうですが、殿方には、目覚めのキスが宜しいのでは?』
…普通逆じゃない?
『そうなのですかね?』
まぁ、そんなこと今はいいのよ
アノスさんは、鼻を摘ままれて息が出来なく、顔を真っ赤にしていた
「ぷっはぁっ!はぁ、はぁ、し、死ぬかと、思った、はぁ」
アノスさんは、耐えきれなくなり吹き出した
「おはよう、ございます、アノスさん」
「あぁ、おはようカリーシャちゃん…あれ?何でいるの?!」
「え!忘れたんです、か?昨日、あんなことや、こんなこと…」
「え…思い出せ!俺の頭!」
「ありません、でしたよ?」
『主様、えげつねー』
私は、アノスさんをなだめながら、朝食をとる
「おぉ、これ美味しいな、カリーシャちゃんが作ったのか?」
「はい、昨日のお礼に、です」
「律儀だねぇ」
「はい!今日から、アノスさんのメイドになる、ですから」
「ん、頑張ってな」
そこからは、特に会話もなく、朝食を食べ終わった
私が、後片付けをしていると
「お昼にメイド服取りに行くけど、他にに必要なものある?」
「買って、くれるの、です?」
「あぁ、仕事始めの記念に何でも買ってやるよ」
「ありがとう、です」
お昼になるまで、部屋に置いてあった本を読み漁った
アノスさんは、長い髪の人が好みな様です
お昼になり、アノスさんと城下街へデートです
仕立て屋に着くまでには、色々なお店や露店があり、とても賑わっていました
仕立て屋に着くなり、私はメイド服の試着をさせられました
メイド服って、着ると意外に恥ずかしいです
アノスさんは、毎日メイドさんを見ているせいか、反応が薄いです
『いえ、主様。アノス様の口元をよくご覧ください、ヨダレが垂れてます』
アノスさん…ムッツリでしたか…
何時もの、黒ワンピースとネフを羽織り、メイド服を受け取る
代金は、既に払われていたようで、値段が分からなかった
帰り道、メイド服の他に、仕事がない日に着る服や日用品を買って貰った
「あっ…」
私は、とあるアクセサリーに目が止まった
翼の飾りがあるネックレスだ
手に取って見ると、右翼と左翼に別れふたつに出来るものだった
「ん?それ欲しいのか?」
「え、はい…でも」
「いいよ、結構安いし。俺、金持ちだし」
「これ、ペアネックレスに出来る、です。一緒に、つけませんか?」
「ほぉ。いいな、それ。じゃあ、買ってくるわ」
アノスさんは、店の奥へ代金を払いに行った
『主様って、あの方がお好きで?』
う、うんっ
『応援致しますよ』
あ、ありがと…
あ、アノスさんが戻って来た
「ほい」
アノスさんは、右翼のネックレスを手渡してきた
「ん?着けないのか?」
「い、いえ、着け、ます」
私が着けた時には、既にアノスさんは、着け終わっていた
「うん、似合ってるよ」
「アノスさんも、似合って、います」
私達は、出来立てのカップルみたいな会話をしていた
「もう他に買うものはない?」
「はい、大丈夫、です」
「じゃあ、帰りますか」
私もそれに同意して頷き、王宮へ歩きだした…
7/04だけのPV、800越え…
嬉し過ぎて、枕に顔を埋めて悶えてます
ありがとうございます!
次の更新は月曜日となります




