愛し合おう♪
夜シオンが部屋を訪ねて来た・・・・
「ヒカル様お聞きしたいのです」
「いいよ」
「何故タケル王の治世を継ぐのです」
「継がれるなら御父上の」
「実の父のかい?」
「はい」
「望まれるなら」
「母の様に?」
「はい私の理想です♪」
「・・・・・・・・」
「ゴメン」
「理由は?」
「特にないよ」
「俺はただ君と愛し合いたいだけ」
「・・・・・・・」
「そうですか」
「シオン?」
「動かないで」
「ん」
シオンは強引にキスを・・・・
「んー」
キスを終え笑顔満面のシオン
「すごくドキドキします♪」
「え!?」
「さっきの嘘です」
「何え?!」
「理想です」
「私は」
「は?」
「トモエ様派です♪」
「なのでー」
「・・・・・・・」
「愛し合いたいだけなら♪」
「しませんか?」
「ベットもありますし」
「あーいえ」
「一度押し倒されているのですし」
「私がー」
「が?」
「もう♪」
がしっと捕まれ
「「!」」
何かが空から・・・・・
複数のモンスター?
「召喚ガード」
シオンの声が響く
特に何も起きない
いや見えない障壁を張った
「ガンズ」
小さい装甲銃座が複数現れる・・・
「フライ」
シオンが浮く
「インパクト」
特になしいやなんだ?
不可思議な気配が・・・・・
「・・・・・・・・」
シオンは真剣な表情で・・・・
「ヒカル様」
「何」
俺はシオンの後ろに隠れつつ・・・・
「私の為に押し倒したと」
はて怒りなんで?
「?」
「ソウシ殿の為ですか?」
「押し倒したの?」
「勿論シオンの為さ」
ゆっくりと振り向くシオン
視線は交わり
「「・・・・・・・・・」」
お互いにっこり
「そうですよね♪」
「あの時からぞっこんだよ♪」
「ええなら此れ素早く」
「終わりにして!」
シオンは分かってますねと
「愛し合おう♪」
「はい♪」
こうしてシオンに敷かれていく・・・・・
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