真に受けたようです・・・・
筋肉質で金の髪青い瞳の男は・・・・・
輝きの最大の領を持つ領主・・・・
統治は配下任せ・・・・
そして日々・・・・
浴びる様に酒を飲み・・・
妻である美女達と笑いあい・・・・
今日も皆上機嫌に酒を果実を口にする・・・・
皆腕に腕輪型デバイスを着用している・・・・・・・
腕輪型デバイス・・・・
日常用であり・・・・
お酒浴びるように飲んでも健康体を維持・・・
バトル衣服も装着可能である・・・・
「ホウトウ様」
将軍のケイの声
部屋の入り口から来る
金の髪の筋肉質な男
「どうした?」
妻の一人が水を差し出し
受け取り微笑み此方に向き直り
「戦の支度整いました」
「流石ケイ速い」
「ヒカル様が抵抗の意思を」
「何時でも応じられるように」
ケイは水をゆっくり飲んでいる
合間に果実を勧められ食べ
「それにしても」
「相変わらず」
「常に五太郎は」
「素晴らしい一品を仕入れてくるな」
果実を口に運び
「父上が聞いたらさぞ喜ぶでしょう」
「其れとご報告が」
「もう一つ」
果実を食べつつ頷く
「ヒカル様は」
「ニシトナリの王族シオンと」
「仲をはぐくんでおり」
「各自理解の上行動されたし」
「と」
食べきり
「「「・・・・・・・」」」
妻達、俺沈黙し
「「「あれ」」」
俺が代表し
「ソウマだったか」
「確か」
「王についたあかつきには」
「ニシトナリの王族シオンと」
「結ばれ二国の関係を良くし」
「とか」
「言ってなかったか?」
「ああ別人か!」
「いえ」
「どうやら」
「シオン様の御父上との」
「冗談を」
「真に受けたようです・・・・」
「「「・・・・・・・・」」」
「ふうー」
「あれだな」
「流石黒髪黒目だけで」
「正統と嘯く奴」
「信用はできん」
「しかし驚きました」
「てっきり金目青い瞳が」
「王族の標準と」
「標準だな」
「ただ勇者殿は黒髪黒目のお方だったがゆえ」
「王族で且つ黒髪黒目を持ち生まれた者を皇太子にするのさ」
「親子揃って黒髪黒目で」
「ヒカル様誕生時ははしゃいだよ」
「まさか」
「権力の低下を恐れて」
「殺害を企て」
「ヒカル様は難を逃れたが」
「お二人は死亡」
「タケル殿の怒り」
「憎しみ」
「そして理不尽な知覚」
「逃げられない」
「統治下では犯罪者即捕縛」
「事前に捕縛も」
「ヒカル様の統治大変だろうなー」
「そうですねー」
抵抗の意思を胸に牙を研ぐ
お読み頂き有難う御座います。




