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吹っ飛ぶないろいろと


 シオン彼女の名・・・

「ヒカル様の御父上はタケル王では無いのですよね」

身分はニシトナリの王族

シオンは暗い密室

ソウシと肩を密着させ話す

「トモエ様の子でもない」

俺がドアを壊し


 俺入室・・・・

シオンもソウシもビックリ

「父も母も」

「正統な輝きの血筋」

「そして」

「輝きの他の王族に殺された」

「ニシトナリの甘言に乗って」

「・・・・・・・」

「シオン」

「何故?」

「何故はこっちだ」

ソウシが怒鳴る


 「えー」

「えーじゃねえ」

「シオンが絡むと」

「吹っ飛ぶないろいろと」

「ついね」

「愛ね」

黒ドレス黒い帽子に顔は黒レース覆われ・・・


 トモエ母さん黒髪である・・・

愛で黒髪黒目になったと公言する愛の人・・・


 夫であるタケルが失踪後しばらく行方がわからず・・・

気がつけば・・・・・


 抵抗組織<マケンゾー>にいたそうだ


 「父さんは良いの」

「何を言ってるの」

「此処に居るわ」

母さんは鎖で閉じられた本を抱き

「常に一緒」

うふふふふと妖しく輝く


 「ヒカル様」

「何?」

「ニシトナリ」


 ソウシを引っ張り母さんは・・・

そろーと覗き

「告白」

「キスに」

「合体」

ソウシはヒイテいる

「・・・・・・・・」

「麗らかな昼下がり」

「外で散歩」

「二人で手を繋いででしょう」


 シオンの言葉に

「別に嫌いでも無いし」

「好きでもない」

「シオン」

「好きにしてくれるかい?」

「え?」

「君を育ててくれた国」

「悪い国じゃない」

「だからどんな国か教えて」

「はい♪」

「ソウシ」

「おう」

「採用!」

「おういってらー」

「母さん行ってきます」

「シオンヒカルよろしくねー」

「はい!」


 麗らかな昼下がり日の中歩き去る二人を見つめ・・・・


 「さぁーてと」

「ニシトナリに部下連れて行ってきやす姐さん」

「きぃーつけるんだよ」

「へいへい」

「しかし」

「合体前に結婚後まで気にするとは」

「過保護過ぎないかい」

「そうすか」

「二人が別れたらおじゃんよ」

「そうすねー」

ソウシの瞳は真摯に輝き

「私も気を付ける」

「助かります」



 麗らかな昼下がり消えうせる二人・・・・


 

 四人はお互いを思い笑みを咲かせ・・・・ 


お読み頂き有難う御座います。

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