此れからも宜しく
「ひ・・・」
俺は彼女を抱きかかえ
「<キラメケ紙吹雪>」
防壁を張り
「ヒカル様」
「矢だ」
「いえ私が行きます」
あれ会話が
ああ時間がぁぁぁ
「だめ」
「剣貸して」
「私は護衛です」
「またまたー」
「ならお相手」
「どういう意図でお受け取りに」
「戦えるけど貴族の嗜みだよね」
「・・・・・・」
「あれ」
「貴族・・・」
「じゃなかった」
そして馬車の扉が開かれる
「んんー」
「・・・・・・・」
扉を開けた男は
「ヒカル様お迎えに・・・・・」
「邪魔だったな」
俺は防壁を解き
押し倒した女性に
「ゴメンね」
「いや襲ったのかよ」
「おま」
「だってー」
「だって」
「じゃねえよ」
赤毛の髪の男はマントに軽装な鎧
「お嬢さん」
「すまないな」
「・・・・・・・・」
「てきいてねぇぇぇ」
「おいていこう」
「お前ね」
「頬染めて」
「こう愛らしい女性を前に」
「お分かりユーに熱い視線をだね」
「はぁ攫えと?」
彼女が
「はい攫ってください」
「「・・・・・・・」」
じーと見つめる彼女・・・・
「私を人質に」
「・・・・・・」
「ヒカル様」
「此方はオーケーだ」
俺は笑い手を差し出す
「此れからも宜しく」
「はい」
彼女は笑い
赤毛の男もソウシ笑い
「ま!ヒカル様の事よろしくな」
三人の笑みが咲き誇る・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




