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解説

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ダイイングメッセージについてのミステリーは久し振りなのではないでしょうか?

今回のお話は作者が何かミステリーに使えないだろうか?と材料を考えたことから生まれました。


 この話のミステリーのたねはある作品に由来します。

 それはb the beginningというアニメです。


 この作品では殺害現場で発見される文字が警察やメディアに正しい意味とは異なった解釈をされています。



 これはいいミステリーだと思いました。


 私はアニメとは異なる内容でこのミステリーが使えないか模索し、見間違えやすい文字の存在について考えてみました。


 間違えやすい文字というのは字が汚かったり、もともと近くの文字と繋がりやすかったりするものだとわたしは思います。


 そしてみつけた文字が筆記体です。


 英語の筆記体を見ると、uが少し失敗したらaになるな(打ち込んだ文字は似ていないけど、書いてみると似ています)そして、inがひっついたらmだなと思いました。


 しかし、上のどれもミステリーには使いにくい。

 私は困りました。



 ………



 困りに困っていると、しばらくしてQの筆記体が数字に見えることに気づきました。



 これまで英語=別の英語に間違えられる

 ひらがな=別のひらがなに間違えられる。

 と考えていたので、英語=数字に見える、ということに気がついたのは本当にラッキーでした。


 そうしてこの作品の元が出来上がりました。


 そのあと、ある問題が残りました。


 Qを2と間違えたからといってなんになるのか?という問題です。


 これには困りましたが、0時に寝ようとして目をつむった瞬間、閃きました。


 Q &Aという言葉です。


 これならばミステリーに取り入れてられる!


 そう思って私はネタ帳に書きつけました。


 後は適当に事件をこしらえ、まずいところがあったら書き直し、やっとのことで作品が完成しました。


 完成させるまではだいぶ違う道のりで真相にたどり着いていたんですよ?



 書いているうちに、こうした方がいいんじゃないか?警察の闇と組み合わせてみたらどうだろう?と色々やっているうちに、今の作品になったのです。



作品名が微妙に合わないのはご愛嬌ということで^_^


また補足になりますが、悪魔が巣食っていると表現された犯人を、最後に近代的な方法で世に知らしめたのは皮肉にも「近代の悪魔」だったのです。

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