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アフター

中村は影山恵子の助言によって、警察上層部に事件の真相を捻じ曲げた人物がいる可能性があると知り、内密に捜査を進めていた。


 3月18日 6:00 、中村は第3の死体について詳しく調べることにした。


 荻原副署長の捜査記録を確認したが、特に怪しい点は見当たらない。

 今度は加藤署長について調べてみた。


 しかし、こちらも不審な点は見当たらない。


 なんだか不審な点が見当たらないことが不審に思えてきた。


 何もかもが怪しく見える。


 …………


 3月18日、12:00


 中村は部下の永野と食事をした。

 食べたのはかつ丼だ。


 米のひとつが大きく見える。


 なんだか吐きそうだった。


 永野は事件が終わり、家に帰ってのんびりできるとはしゃいでいる。


 中村は事件が終わったにもかかわらず、顔がいつにも増してしかめっ面だった。



 …………


 3月18日 18:00、中村は家に帰ってきた。


 郵便ポストを覗いて、紙袋を取り出して家に入った。


 ビリビリ


 紙袋をあけて中身を見るとなにやら機械が入っていた。


「なんだこれ?」


 中村は機械を手に取り、チェックした。


 それはボイスレコーダーだった。


 ……


「こちらは犯人である荻原だ。自身の死を悟り、お前に真実を託す。




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