第二十九話 桜の行き過ぎ!?恋話
更新遅れてごめんなさい!
ちなみに今回は三点リーダーを多用というか乱用しているのは気にしないで下さい
…それにしてもうまく書けないー
〜fromサクラ〜
どうも……桜です……
今私は………図書館中の本を………読みあっさていた……ところです……
「儂の可愛い可愛い可愛い桜ぁぁぁぁぁ!」
…背後から…おじいちゃんが…飛びかかって……きたから……横に避ける……
「フギャアアアァァァァァァァァァァァァ!」
ガラガラドッシャン
……本棚にぶつかって………本の中に埋まった……………とりあえず……復活しないうちに…………他のところに……………逃げよ……
今は図書館の二階……私は本棚から………本を抜き取る……
『気になるあの人との相性占い。残念!斬りぃ。でもそんなの関係ねぇ!ダイジョブダイジョブダイジョーブ!』
……この本……何やら…タイトルが…すごく…引っ掛かるけど……気にしない……
まずは……血液型から……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………あの人の血液型って………………何?
………………とりあえずスルーして……次に誕生日…………………………………………………………分からない………そういえば私………あの人のことを…………全く知らない……………どうしよ?
「さっくっらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!儂の可愛い可愛いかっわいい桜よ!何故儂を避けるのじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
…また五月蝿いのが…………復活して………飛び掛かって…………きた………………
ズコン
「ぐ…ふ…
く、クロスカウンターか…成長した…な、儂の可愛い桜よ…ガクッ」
「………さっきから……しつこい……………」
………………ん?………しつこい…………しつこく追ってくる……………………………………成る程………ストーキング………
***
…ということで…………今は…あの人のことを…廊下で……追跡中…………
(……何だろう?なにやら後ろから強烈な気配を感じる。というかむしろどこか恐ろしいような…)
…すると……あの人がこっちを………振り向いた………もしかしたら……気付いた…?
(…とりあえず怖いから無視しよう…)
あ…そのまま歩いていった………気付いてないんだ………よかった……
すると……向こうから…フロアが…来た…
「おはよう。変態王」
「だから僕の名前はアークだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!決して魔法王いや変態王ではない!
というかそれって未だに続いていたのか!?」
「気にしない気にしない」
「………まぁ、納得いかない部分もありますが、気にしないでおきましょう」
「あ、そうそう。そういえば今度行われる大食い大会にあんたとペアで参加届け出しといたから」
「へ?」
「今度山上財閥主催で大食い大会が開かれるのよ。優勝商品は何と、甘いもの好きには堪らないと言われる一品。『ケーキパフェ』500種類!
それで男女ペアで出場ということになってたから、あんたとペアで応募届けを出しといたから」
「ちょっと待て!僕に何の断りも無しにそれは」
「お願い」
「だから僕じゃなくても…」
「………クスン」
「う……分かりました。出場しましょう」
「…ホントに?」
「えぇ本当です」
「ありがと!」
…………イラッ
…………何やら会話自体は聞こえないけど…………楽しそうに話してる………………………
…絶対にあの人を………渡さない……渡したくない……
…その後……私は全力ダッシュで…………図書館に戻って………本をよみあさった……
『もきゅ?気になるあの人に自分のことを気付かせたい?
夜這いをかければいいのら』
『そういうことなら、勢いでやっちゃったほうがいいですよ』
…………………本にはそう書いてある…………どうしよ?
〔深夜〕
……今は……深夜……大抵の人が………寝静まったころ………
私は……部屋を出る………
カメラタッ
「!?」
…すると…突然…何やらおかしな音がした…………
「カメラタッ」
………これは…………機械……?
向こうから………機械音声……みたいなのが…聞こえてくる………
「カメラタッ!」
「カメラタツ!」
「カーメラッタ!」
「カメカメラッタッ!」
「カメラッカメ!」
「ッタカメ!」
「ョーシッゥカーメ♪☆!」
…………最後のは……なんて発音……するんだろ………
…………廊下から……大量の……そんな鳴き声をする……蛙と亀を…………足して2で割ったような……ロボットが……迫ってくる…………
…どうしよ…
「『ポイントゲッターズ』発射!」
すると………突然……蛙亀ロボが………分解した……
「カメラァァァ!?」
「カメカメカメェェェ!?」
「ゲコォォォ!?」
「!?」
………最後のは……蛙?
「…あ、桜。ごめん。ちょっと迷惑をかけてしまった」
すると…そこにいたのは……真遊……
「…全く…美緒め…ロボットが暴走したことも忘れて…」
そして……そう呟きながら帰っていった……
…とりあえず……今のはスルーして……早く…あの人の……部屋に行こ……
カチャ
「…………?」
すると…一歩踏み出したところで…………そんな音がして………
ドッバーン!
「!?」
…背後から……大量の水が押し寄せて………きた……
…当然……私は………流された………
***
ん………うーん………
私は虚ろながらも……目を開けた………
「あ、起きましたね。ふぅ…良かった…」
「………?」
まず最初に目に入ってきたのは………『あの人』アーク様………
「全く、また来斗の罠か…」
次に………横から真遊の声が…
「それ以前にあんな見えすいた罠に引っ掛かるほうが悪い」
「いや、ちょっとあまりに無茶でしょ!?」
「五月蝿い。人気投票4位」
「人が気にしていることを…」
「人が気にしていることを言うのは定石だろ」
………鳥本……空香の声もする…
「ねぇねぇ、大丈夫?」
美緒の声も…した
他にも………いろんな人の声が………聞こえる………
「うー、桜の顔がよく見えないー」
ドン
「!」
すると……今度は急に……アーク様がこっちに……倒れて……き…………て……!
チュッ
「!?」
そして………私の唇とが…………重なった………………………………
バタッ
「桜ー!?」
「か、顔が異常な位赤くなってるよね!?ミル」
「そのとーり」
「この大馬鹿ド変態王!」
「だから僕の名前は」
「そんなこと言ってる場合!?早くしないと駄目よ!」
「一体何を?」
「え…うーん、人工呼吸よ!」
「この馬鹿ゲーム神ー!」
「馬鹿とは何よ!私は神よ!」
「私は勇者!」
「そんな忘れ去られた化石のような設定を言っても駄目よ!」
「てかお前らいい加減にしろー!」
「うるさいよ!影薄!」
「黙れ影薄!」
「ひどっ!」
「さて問題です。誰がどのセリフを言ったか当てて下さい。今日のところはこれにて終了いたします」
次回は『桜ヶ丘高校生徒会役員』とのコラボか、大食い大会になると思います