第二十七話 テストの結果はそれぞれで…
今回はちょっと出来が悪いです…スランプ気味ですいません
〜fromソラカ〜
どうも、空香です。
うぅ…それにしても昨日は大変だった…
だって勉強どころでは無かったし、無理やりアルコール的なものを飲ませられたり…
頭がガンガンする…これは完璧に二日酔い………
「さーて、テスト問題配るぞ!」
担任の舞先生がテスト問題を配り始める……どうしよ?
「テスト開始!」
あ、始まった…頭痛いけどやるしかないわね…
【問一:自分が恋してる相手の名前を書け】
何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
そんな問題あり!?ねぇ!
……仕方ないからトモの名前を書いとこ…
【問ニ:この作品『金持ちはファンタジー!』の欠点は何だと思いますか?】
…うーん、やっぱり文章力と作品の構成が…
ってこの作者は何を考えているの!?まさかキャラクターに聞くなんて…
【問三:……………すいません。問題思いつきません】
ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???だったら書かないでよ!ねぇ!
【問四:これらは何て読むか答えなさい】
あ、今度からはまともな問題みたい
【暗殺、薬物、強盗、警察、逮捕、脱獄、射殺、報道、警官、自殺、遺産、裁判、暗殺、薬物、強盗、警察、逮捕…】
何かストーリーが読めるんだけど!?それも凄く恐ろしいストーリーが!
【問五:なぜマンホールのふたは丸いのか、答えなさい】
レドモンド式試験!?(近年企業採用で用いられることがある、暗記などに頼らない真の知性を試すための試験である)
…てかこれってもはや有名すぎ!レドモンド式の意味がないんじゃ…
答えは『四角いと対角線上の関係により落ちてしまう可能性があるから』でしょ?
【問六:当たり前過ぎます。もっと他の解答を用意して下さい】
読まれてる!?だったら……………………『力学的に円形のほうが衝撃が分散しやすく安定しているから』………かなぁ?
〜fromマイ〜
よぅ、このクラス、1年D組の担当教諭の望月舞だ。ただ今彼氏募集中!
え?知らない?俺のデコピンをくらいたいのか?かつて高校生のころに戦車を弾き飛ばしたデコピンを知らないのか?
おっと話がそれた、今俺はこのクラスの試験官だ。さて、何か今回は問題自体が面白いのだが、きっとそれに勝るほど面白い解答をしている生徒がいるはずだ!
だってこのクラス自体まともじゃねーし
例えばな…今学校に来てないやつで言うと
アメリカのラスベガスで豪遊している、煉瓦・ローグ・クロウ
やら常に修行するとか言っている戦闘狂、天信梨恵
ただ今、ヨーロッパに留学中の空崎歩…いや、こいつはまともだな。
他にも流星やらが来てないがこいつは全く面白くないからな…まぁ、からかうのは面白いけどな
さて、このテストをやってる奴等の反応はと
学年ダントツトップの成績を誇る鳥本はと…
…何か凄くびっしりと文章を書いていやがるな…採点するのめんどくせぇから満点でいいか!
次に来斗の方はただ今、問六を書いている途中だ。どれどれ…
『マンホールのふたは丸くないと罠として使いにくいから』
…それにしてもやっぱりこのクラスは特殊だな…まともな解答をしているのは空香くらいしかいねぇぞ…
…やっぱりこのクラスの担任になって正解だな。さて…そろそろ
「おっと、時間か。テスト回収しろ!
次は本番だ!」
「え!?」
「こんなもんテストのはずねぇだろ!」
「……やっぱり……それにしてもやけにベタなような気がするけど…」
「そこの生徒、とりあえず黙れ。さて、マジテスト配るぞー」
そんなこんなでマジテスト開始、内容は普通のテストだ。まぁ、配るのめんどくせぇから五教科同時に配ったがな
10分後、さてとりあえず生徒どもの様子はと、まずは鳥本だが……こいつはもうシャープペンシルも持たずに何かを考えている。そうだな…大方………駄目だ。こいつは何を考えているのか分かりゃあしねぇ
(そういえばあそこのケーキ屋はモンブランだけは断トツだったな。モンブランの種類さえ増やせばかなり流行ると思うが…)
さて、次に空香だが普通だ。以上!(ひどい!)
来斗は…やはりこいつは罠のことしか考えてねぇ!
白羅はとりあえずテスト問題に悪戦苦闘している。全くもってお前はこの学校の…なんだからしっかりしろよ
〔その後〕
テスト返却だ。ここの学校は即日返却だからかったりーなー
空香&真遊&桜
「ねぇねぇ。真遊。テストどうだった?」
「うーん、微妙」
「…真遊の微妙っていっつも平均80越しだけどね」
「確か空香も同じくらいだが…」
「いやいや、私は全然出来なかったわよ」
「…………………嘘………………平均83点………」
「っていつの間に私のテストを盗ってるのよ?」
「桜は当然満点だろ?」
「…(コクリ)」
…つまんねー
アーク&フロア
「魔法王、テストは何点だったのよ?」
「だからだからだから僕の名前は魔法…違う違う違う!アークだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「とにかく点数教えなさい!」
「えっと僕は平均で94点ですが…」
カチン
「何であんたはそんなに点数がいいのよ!?私なんて平均36点よ!この大馬鹿愚鈍大法帝王!」
「大馬鹿愚鈍大法帝王!?」
魔法王改名!
白羅&鳥本&氷火&誰だっけ…あぁそうか影薄か
「ミルー、この点数はどうだと思う?」
「わるいー」
「……トモは何点?」
「平均150点だ」
「…………僕は…………そこそこ」
「ってそれ以前にどうやって100点越えたぁ!?」
影薄のツッコミ炸裂!
美緒&来斗
「ねぇねぇ、美緒、次にこんなの考えてたんだけど…」
「すぐに作るー♪」
テストのことなど関係なし!
ちなみに生徒Fは…
「やったー!」
解答がとてつもなく面白かったから満点にしといてやったぜ!
さてそろそろ頃合いか
「…今日の俺の学校での仕事は以上!それじゃあ帰るぜ!」
「先生!帰りのホームルームがまだです!」
「めんどくせぇから却下!じゃあな!」
「なんという横暴さ!?」
じゃあな!
そして俺は廊下を全力ダッシュ!
「先生が廊下を走ってどうするの!?」
そんな空香のツッコミが聞こえたが気にしない。だって仕事したくねーからな!
「全くもってあの先生は……はぁ…教師ですら変人だと頭が痛いわ…」
その後、空香はこう呟いたらしい
重大告知!金ファン人気投票を次の話が更新されると共に終了します!