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第二十六話 アルコールは史上最強!?

今回は最近出番の少なめのキャラに焦点を当ててみました。

後今回は第三者視点に挑戦してみましたが結果は……惨敗です!

〜fromトリモト〜



夜7時、只今は居候たちが明日のテストに控え、山上財閥図書館で勉強していたところだ。


ビリビリビリビリ


「ヒギャアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」



「おい影薄。お前は赤点を取りたいのか?取りたくないのならばそんなところで寝てないでとっとと勉強しろ!」


「り、理不尽だ…」


え?今何がおきただと?

当然勉強せずにまるで電気いすに座っていたかのような黒焦げの状態でねっ転がってた影薄を一喝しただけだ。


ちなみに他のやつらの様子はと


「ねぇねぇミル。この問題分かる?」


「しらなーい」


カキカキ


そぅ言いつつミルがペンを持って解答用紙に正解を書きこんでいく…

…白羅はずっとあんな感じだ。それにしてもなんか最近は白羅の出番が少ないな。一部では影薄二世と呼ばれているくらいだしな。

大体にしてこの作者はキャラクターの出しすぎだな。この考え無しが!


「えぇと魔法王!この問題はどうするの!」


「僕の名前はアークだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!魔法と呼ぶのはやめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


フロアはもう必死で俺から渡された今日中にやらなければならない課題をやっている。

…どうしても24時間以内に終わるはずの課題を出しているというのにな


「………」


ちなみに桜は勉強せずにずっと本を読んでいる


(……………媚薬…………あの人に飲ませれば……………)


まぁ桜は大丈夫だろうな。まぁ他人がどうなろうと俺は知ったこっちゃない

次に来斗だが…


「……」


…何やら真面目にやってそうな様子だが…きっと俺をはめる罠でも考えているんだろうな…


「…お腹すいたー!」


すると突然美緒が叫んだ


「仕方がないな…じゃあディナールームに来い。ついでに他のやつらもな」


「はーい!」


というわけで俺たちはディナールームに行ったのだが…その時あいつがいないことに気付かなかったのが原因だな…



〜fromサクシャ〜



「……………これで……………」


図書館に一人残り、桜はとある本を見ながら何やら泡がブクブクとしたピンク色の液体が入ったフラスコを持っていた


「…………完成………」


「ではないよ!」


『………確かに……』


「…………?」


すると突然ゲーム神と神技さんのところのキャラクターであるしのが現れた。桜はきょとんとした顔で二人を見た


「それって惚れ薬よね?だったらこうしないと!」


『……………(コクリ)』


「………………………」


『……………………………』


「………………………」


「…完成!」


…………何を入れたのかは内緒である


『………………姫さんは……私が止めとくから……………………』


「…………ありがと……」


そう言い残し、しのは小説の外の世界へ飛び出した。


「後は魔法王が来るのを待つだけよ!」


「……………(コクリ)」


〔数分後〕


「それじゃあとっとと宿題やってよ。魔法王」


「僕の名前は魔法王ではなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!

それにこの言葉を言うのも今回で通算37564回目だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「すごく不吉!」


「大体にしてあれはフロアが鳥本さんに出された宿題だけどな…」


「……ねぇねぇお願いアーク?」


フロアが上目遣いで言う


ズキューン!


そしてアークの心に何かが刺さった


「…………分かった……」


顔をちょっと赤くしたアークが言う


「………………(ムカッ)」


「まぁまぁ落ち着ついて!桜。

…タイミングを逃さないように…」


ちなみに桜とゲーム神は本棚の影でその様子を見ていた


「…………………」


「それにしても…それをどうやって飲ませるのよ?」


「……………………そこに…………」


机の上を見ると、なにやらブドウジュースらしきものがあった


「……………あれの中に…………」


「あのブドウジュースらしきもののなかにいれといたのね?」


「……………(コクリ)」


「あれ?魔法王、このジュースは何?」


「……僕は知りません」


「じゃあ私が飲んじゃえ」


ズバコ!


「!?」


「………………………」


その時、桜が投げた本がフロアの頭に直撃した。


「いったー!」


「一体…誰が…」


アークは周りを見渡すが誰もいない


「じゃあ私が飲もっ!」


「!?」


すると突然美緒が全て飲み干した。


「……?何だか体がぽかぽかと…」


「吐き出しなさいよ!」


「………………………」


「ふへ?」


すると突然桜とゲーム神が本棚の影から現れて、美緒をぶんぶんと振り回した。


「………ひっく」


「え?」


美緒が顔を真っ赤にしてそんな声をあげる


「…これは」


「まさか…」


「アルコール…か?」


「…………………(コクリ)」


「…桜、一体あれはどこから持ってきたんだ?」


「あ、真遊」


「…………向こうから………」


「…あれはワインが入った樽だろ!」


「ということはそれだけで美緒があんなに!?」


「いや、それだけでは無くてきっと一緒に入った惚れ薬の効果で酔いやすくなってしまったのよ!」


「惚れ薬……一体どういうことですか?」


「…………何でもない…………」


そう話している間に美緒はどんどん樽を開けてワインを飲む


「ひっく、皆〜飲もうよう〜」


「…うわぁぁぁぁ!」


その時、アークが美緒に押し倒された


「!?」


「離れなさい!」


ズカボカドカバキ


当然、美緒はめったうちにされた


「ふん!いいもーん!

真遊でも呼んで一緒に女二人で朝まで楽しむもん!」


「それは解釈の仕様によってはすごく危険な百合発言だ!」


「もきゅ?」


「………………………姫百合さんの口癖……………」


「ま〜ゆっ!」


「!

ちょっと待て!胸を私の胸を揉むな!!!!!」


「…真遊の胸って結構大きい…もっと揉んじゃえ!」


「……………真遊って確かサイボーグのはずだよね?」


「………………(コクリ)」


「まだまだ!」


「美緒!酒で酔ってるとはキャラが微妙に違うぞ!

ってかそれ以上揉むな!早くするな!

…くっ」


「…とりあえずそろそろ危険だから魔法王は見るな!」


「ぐるせりあっ!?」


フロアの拳がアークいや魔法王の腹にめり込み…そしてアークは倒れた


「ラストスパート!」


「それにしても酒のせいかもはや美緒のキャラがかなり違う!?」


「酒は…………人を…………変える………」


「え?そうなの?」


(だったら魔法王に飲ませれば…)


(……………飲ませる……………)


そんな女たちの思いがはせるなか


「えぇい!これでどうだ!」


「これ以上はさせるかぁ!ロケットパンチ!!!」


「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


真遊の右腕がロケットパンチとなり、美緒を吹き飛ばした


「…ふぅ、何とか…貞操の危機は去った…」


と思ったのもつかの間。


ヒュー


「ん?」


ボスン


「!」


ゴキュゴキュ


さっきの惚れ薬入りワインが放物線を描き真遊の口にダイブイン!


「…………大丈夫?真遊」


「…………」


「真遊?」


「………うふっ」


「へ?」


「おーい!さっきから五月蝿いが何が起きてるんだ?」


そこへ鳥本が帰ってきた


「………トモ……」


そこに酒で酔ってる真遊が鳥本に近づいて


「ん?何だ?真遊」


「………だーい好き!」


…鳥本に抱きついた

ちなみに真遊の胸は鳥本の顔面に当たってる


「!!!!!!!!!!!!!!!!???????????????ブハッ!!!!!!」


バタッ


「鳥本ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!????」


そして鳥本は顔面を真っ赤にして鼻血を出して気絶した


「……お前って意外とウブだったんだな……」


その後、他のメンバーも帰ってきた…が…勉強どころでは無かったらしい…


「ふふふ………」


ちなみにその時の一部始終を緑がビデオカメラで録っていたのは誰も知らない


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