第二十五話 喫茶店『アナザー』
今回はもう他先生のキャラを大量に出してみました
〜fromソラカ〜
どうも空香です。
今、私たちは相変わらずに喫茶店『アナザー』にいます。
ちなみにここで勉強をさせる理由はトモ曰く、喫茶店『アナザー』の視察のついでらしいです。
ちなみに私とトモと桜は勉強を教える役です
「…トモ、一体どこまでケーキばっかり食べるつもりなの?」
「全種類のケーキを食べ終わるまでだ」
さっきからトモは他のやつらに色々と教えながらケーキを食べ続けています。只今トモは10皿目。トモはケーキが一番の大好物です。
…この喫茶店『アナザー』はとても料理が充実していてどれもこれも種類が多く、さらに美味しい。
河傘料理長(読者の方々で覚えている人はいますか?
まぁ多分90%以上の読者様が忘れていると思うのでとりあえず簡単な紹介をします
本名は河傘 庄徳
山上財閥の料理長でかなりの怪力の持ち主。
気分屋でよく呼び名を変える。
その料理の腕前は世界最高といってもいいほどです)
の直弟子がこの喫茶店を経営していて、今のところはかなりの儲けが出ているみたい
すると、ここの店員をしている氷火がきた
「……ベイクドチーズケーキにシフォン、ガトーショコラにレアチーズケーキ、苺のタルト、シャルロット、ザッハトルテ、ミルフィーユ、カトルカール、ガトーショコラ、 フルーツ、ブルーベリー、ブッシュ・ド・ノエル、ザルツブルガトールテ、キルシュトルテ………を、お持ちしました………」
「てかトモは本当に全品食べるつもり!?てか一体この喫茶店にはケーキが何種類あるの?」
「582種類だ」
「えぇ!?多すぎ!」
「…………」
あ、氷火の紹介するの忘れてた!ごめんね。氷火
氷火の本名は上杉 氷火
基本的には無口、でもそれは初対面の人に対しての反応で、顔見知りになるとちょっと口数は少ないけど普通に話す。
私たちと同じ高校一年生で、居候。容姿はそこそこイケメン。ちなみに戦闘能力は梨恵に近い実力を持つ。
冷静沈着、トモにとてつもよくなついていて、たまに危険な発言をすることがある。
…まぁこんなところね。
「ねぇ。この問題はどうやって解けばいいの?」
するとフロアがトモに質問した
「あぁ、これはこれを代入すればいいだけだろ」
「……何であんたはこんな複雑な問題がスラスラと分かるのよ!?」
「毎日必ず3、4時間以上勉強すれば普通に出来るだろ」
(…い、意外と努力してる……)
まぁトモだったら『こんなもの別に勉強なんてしなくても普通に出来るだろ』とか言いそうだけど、まぁ才能だけではとても全国模試で満点をとったり、東大入試問題を楽々と満点取れるはずは無いしね
「マサチューセッツ工科大学の入試問題もパーフェクトでしたよ」
「え?それって私でも知らないけど本当なの?緑さん」
「はい、その通りでございます」
……緑さんはこんな自分の利益にもならない嘘は言わないからきっとこれは本当…
トモ、あんたは一体何者?
まず金持ちでしょ。超大金持ちで世界最大級の財閥のトップ
次にその頭脳、マサチューセッツ工科大学の入試問題がいとも簡単に満点……なのに基本的には頭がそこまで良さそうには見えないし…
運動神経は抜群に良くて、普段たいして運動していないし、意外と細身なのにのに、100m走が14秒くらいだったり…
外見的には…まずは女顔。パッと顔だけ見たら女と間違われてもなんらおかしくはないほどだし…それでいて小学校と中学校のほとんどを金持ちの温室で育ったせいか細身で白い肌をしていて、いつも目付きが鋭いのよ
さらに重度のケーキマニアでケーキの事を話し出すと、止まらない。他にも様々なケーキ伝説を持っている
…例えば…
ケース1、『とあるトモお気に入りのケーキ屋がとある半島にある国の国家権力により潰されようとしたとき』
トモはその国を山上財閥によって裏から解体させた
『結果』そのケーキ屋は救われたし、日本住民の核ミサイルによる恐怖はなくなった。その後その国はとなりの国と一つの国となった
ケース2、『トモがケーキについて話し始めたとき』
いつまでも話を止めずに3日くらい話し続けたわね…
『結果』私たちはその後、トモにケーキの話をさせるのだけは止めようと思った。
…あの時は本当に死んだほうがマシかと思ったわよ…あれはもう二度と思い出したくない…
ケース3、『トモがプロデュースしたケーキが不味いと言われたとき』
誰がやったのかは不明だけどその不味いって言った人はこの世にいた証拠を何一つ残さずに消え去ったという噂があるらしい………
『結果』みんな根も葉もない噂かと思ったけどなんか一部の人達がトモに密かに怯えている…うん、私も根も葉もない噂だと思い………たい
「おーい、空香。さっきから何を考えているんだ?」
「い、いや、何でもないのよ。トモ」
それにしても…何で私はこんな無神経なのか、冷静なのか、…それとも純粋なのかよく分からない人…トモを好きになってしまってるのだろう………
………だからか
カチャ
「手を挙げろ!」
「え?」
私はトモの方を見ようとしたら、その向こうにこちらに銃を構えて覆面をした男がいた
〜fromトリモト〜
やれやれ、何でこんなことになったのだか。
「オラオラオラオラオラァ!!!金出せ!」
ドバババババババ
俺たちがいる喫茶店『アナザー』の店内には銃器を持ち覆面をした男たちが6、7名いる。
…うん、間違いなく強盗だな。まぁ俺が山上財閥のトップだとは知らないみたいだがな。おおよそ喫茶店強盗だろう。
全く、俺のSPどもは何をしているのやら……まぁとりあえず緑がいるしな。それに俺のSPは大体緑によって呼び出される。
生憎だがその気になれば一瞬でSPどもを召喚できるということだ
それ以外は俺の命を狙う暗殺者たちと戦っているやらそんなところか。ちなみにこれは本編では語られない戦いだ
「オイ!そこの少年!ケーキを食べるのは止めて手を挙げろ!」
「……断ったらどうする?」
「殺すぞ」
あー、怖い怖い。まぁとりあえず目立ちたくないし、おとなしく手を挙げとくか
ちなみに近くの席では
「…ねぇ、結城」
「何でございましょうか?沙耶様。後それ以上食べないで下さるとこの私、諏訪部結城としては誠にありがたいのでございまするが」
「…せっかく学園都市外に出たときぐらい自由に食べさせてよ」
「すいません!許して下さい!だから本当にこれ以上食べるのだけはやめて下さい!むしろやめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
…結城と沙耶だな。
「うるさい黙れ!そこのカップル!」
「か、カップル?」
ボカッ
あ、結城の腹部がすごく凹んだ
「何で疑問文なのよ?」
「…な、殴ってから言わないでく…れ…」
「よぅ、結城に沙耶、お前たちも来ていたのか」
「げっ、鳥本!」
ちなみに結城は俺を苦手な人物ナンバーワンとして見ているようだ。
すると、ちょっと遠めの席にいた人物が立ち上がった
[よぅ!!鳥本に結城、お前たちも来てたのか!!]
「遊鬼、お前まで来ていたのか」
[俺だけで無くて、今回はしのも来てるぜ!!]
「そうか」
そう、俺の知り合いの一人、遊鬼だ。
「えぇい!お前ら!俺たちのことを忘れてないか!?」
ババァン
すると、強盗集団のリーダーらしき男が拳銃を真上にぶっぱなした
「おい!そこの店員!死にたくなければレジの金を全てこのカバンの中に入れろ!」
すると、強盗集団のうちの副リーダーらしき男がとある店員に向かって言いはなった。
…何故こいつはリスの仮面を着けているのかは不明だが、きっとこいつは一番先に逝くだろうな。
「……炎風練獄破!!!!!」
何故ならとある店員とは最強クラスのアルバイト、上杉氷火だったのだからな。
その強盗集団の副リーダーは炎により黒焦げ、しかも昔のコントみたいにアフロになって気絶した。
「くそ!」
すると強盗集団の一人が氷火に向かってマシンガンを構える………が
「カハッ」
「おっと、危ない危ない」
結城の拳がマシンガンを構えた男にクリーンヒットした
「このくそがきが!!!」
バババババババン!!!!!
「!」
その時結城にマシンガンの弾が飛んできたが、弾丸がそれる
[よっしゃ!!俺も殺るぜ!!]
どうやら遊鬼も加わったらしい。
当然遊鬼クラスに弾丸の弾が避けれないはずもなく
「グハッ!」
「ボゲッ!」
「あべし!」
「ふるなるばっ!?」
「ハナボキッ!?」
「スリジャヤワルナプラコッテ!?」
強盗集団たちは一掃される。
…それにしても面白い叫び声だな。特に最後のやつ、それはスリランカの首都だぞ
「く、くそぅ!こいつの命がどうなってもいいのか!」
「ふにゃ?」
するとただ一人残った強盗集団のリーダーが猫耳をした美女のような顔をした俺と同い年くらいの男を人質にとった
…ん?まさかそいつは…
「フハハハハハハハハ!!!形成逆転だな!」
「……よくも、よくも俺の可愛いジュリを人質にとってくれたなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ズゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!
人質にされた男の子のとなりに座っていた男が強盗集団のリーダーをぶちなぐると、そいつは星になった
「大丈夫か!?怪我はないか!?ジュリ!」
「はい、大丈夫です。父上」
…間違いなくリュウさんとジュリだな…
「…私と戦え!!!」
梨恵が立ち上がってそう言い放つ。
…そりゃリュウさんは最強クラスの人だから、戦闘狂の梨恵としては戦いたいだろうな
…ちなみにその後のことは読者の想像に任せる。
ただ一つ言えることはとりあえず結城が酷い目にあったくらいだ
「…それにしても何で今回はこんなに他作のキャラがいるのよ!?」
…そう、ここは喫茶店『アナザー』
世界と世界を繋げる特別な喫茶店だ。
(ちなみに…)
「……ここは……どこ?」
…遊鬼と一緒に来たはずのしのは何故か山上財閥図書館に迷い込んでいた
神技さんギルさん姫百合さんごめんなさい!!!勝手に使わせてもらいました!
鳥本「それにしても今回は今更俺の外見説明が出てきたな」
確かに…皆さんすいません!皆さんが思っていた鳥本の外見と違うかも知れませんのでごめんなさい!!!
鳥本「…他にも謝るところはあるだろ」
更新が停滞しててごめんなさい!!!