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オークの母は冒険者ランクAで父は冒険者ランクSです。〜最初に産んだのはオークでした、娘も誕生して〜親子で成り上がります。  作者: オークさん
1章。ぉれ、ナマエ、アーサー。(スタンビート編)※第1話〜第10話。
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第3話。家族でスタンビート討伐に加わります!

私たち家族はパパを探す為に、ある街へと向かう。


私たちは遥か南の森林の集落で暮らしてる。


住んでた森林地形から出たら平原が続く。


南は森林と平原エリアが多い所になるわ。


そして私たちが目指すべき所の街にパパが居るはず。


その平原の先に大きな街がある。


その街の名前は『ココロ街』


でも私には不安が一つあるのよね……。

 アンナ家族は森林を抜けて平原へと出ていた。アーサーは初めての平原だ。小さいな集落と森林以外は外に出た事がない。


つまりは田舎の中の「田舎オーク」でもあった。


アンナ、アーサー、リオラは広大な平原を見つめていた。


そよ風でアンナの長髪が靡く。右手で髪を抑える。


リオラは目を擦っていた。どうやら眠いようだ。


それを見てたアンナは微笑みオンブする。


「マーマ、オレ、センドウ!マモル!ドッチ?」


「そうね、この先を真っ直ぐ行きましょう」


「ワカッタ!オレ!ススム、ススム!」


アーサーは前進する、それについて行くアンナ。


アンナは心の中で呟く「街に行けばアーサーは……殺されてしまうわ」


『あなた、どうすれば良いの?』


すると前方に人間の集団を発見したアンナは?


「アーサーはここで待ってなさい、良いわね?」


アンナはリオラをアーサーの背中にオンブさせる。


「ワカッタ!マーマのイウコトきく!」


 アンナは集団に近寄る。どうやら冒険者パーティーのようだ。アンナはスタンビートの事を質問した。


 若い男性の冒険者と若い女性の冒険者の構成であった。4人のパーティー組だ。


「スタンビートは、もう迫って来てるのかしら?」


「いえ、ダンジョンの奥にまだ溢れてるだけです」


「私たちは、このエリアを警戒されてるように言われてるの」


「なんでも、見かけないオークを発見したらしく」


「オークを?変ね、オークは本来、北なのよ」


「知らないさ、でも情報は確かだ!」


 するとパーティーのリーダーが号令をかける「いこう!珍しいオークを討伐するんだ!」


一斉に「お――!!」と頷く。士気が高い。


 アンナはすかざす指を指す「あそこの場所にオークらしき魔物を見つけたかしら?」


「情報、ありがとうございます!ヒーラーさん!」


 アンナは笑顔で4組パーティーに手を振る。そして早歩きで息子と娘の所に戻るのであった。


「マーマ?ドウシタ?」


「アーサー、今のうちに進むわよ、ここは危険ね」


アンナは街へと急ぐ、リオラはアーサーに任せる。


「マーマ?スタンーピー?サンカをスルカ?」


「アーサー、参加は、それは街に到着してからね」


「良いわね?ママの言う事は守るのよ?」


「ワカッテル!ヤクソク!マモル!」


 街に到着したからと言ってアーサーの安全の保証は無い。


 アンナは頭の中で策を巡らせる。息子と娘をどう街へと入国させるのかを?


 そしてスタンビートに参加してパパを探すべきなのかを……。アンナは移動しながら考えていた。


    変わった家族が街を目指す。

第4話。ココロ街へと到着した変わった家族。

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