並堕(なみだ)
君に触れることすら罪だと
夜の静寂が囁く
星屑を散りばめたドレスが語るのは
この心の痛みの行方
銀の杯に映るそれは
僕らの明日ではない
夜の帳に溶ける
罪深き夢
絡められた
鎖は断ち切れずとも
この心だけは解放されたいな
君の声は風のように心を撫で
全てを奪っては
僕に生きる意味を問う
「再び生まれ直すなら」
ひび割れたガラスも
答えのない旋律として
冷たい空に吸い込まれるだけ
闇が舞台となり
星は観客となり
記憶の針が時を止めた
並ぶことのできない宿命ならば
堕ちることでその罪を償おう
君の腕の中で眠るだけで
生まれ直した価値を感じたいから
最後の願いは星に捧げ
消える未来を君と歩む
並堕に帰れるなら
それも悪くはないだろう
閉ざされた今を
全うすることはできない
君はいつもただそこにいるだけ
この胸を苦しめる
生まれ直すと誓うなら
この愛は許されるだろうか
堕ちてただ君を求める
沈む月が隠す
「見つめて」
最後の願いは星に捧げ
消える未来を君と歩む
並堕に帰れるなら
それも悪くはないだろう
並ぶことのできない宿命ならば
堕ちることでその罪を償おう
君の腕の中で眠るだけで
生まれ直した価値を感じたいから
記憶の針が時を止めた
闇が舞台となり
星は観客となり
ひび割れたガラスも
答えのない旋律として
冷たい空に吸い込まれるだけ
再び生まれ直すなら?
君の声は風のように心を撫で
全てを奪っては
僕に生きる意味を問う
絡められた
鎖は断ち切れずとも
この心だけは解放されたいな
銀の杯に映るそれは
僕らの明日ではない
夜の帳に溶ける
罪深き夢
君に触れることすら罪だと
夜の静寂が囁く
星屑を散りばめたドレスが語るのは
この心の痛みの行方
…“愛”の名の下に捧げる
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漉緒さん、改めて使用許諾ありがとうございました。
おかげでいい詩が作れた気がしますm(_ _)m