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12-5

ホールの中、各地から集まった悪の組織の戦闘員たちで会場は埋め尽くされている。紫垣たちニジヘビ団の戦闘員たちもそこで研修を受けているのだ。

会場の正面のスクリーンには全国地図、そして各地のヒーローの数などが表示されている。ステージの横の演台では群馬県の悪の組織・ヘルハウンド軽工業帝国の幹部である山崎クサリガマ工場長が講義をしている。

「普段私たちが対決するローカルヒーローはこれほどの数、全国に存在しています。さらには全国クラスの強い有名ヒーローもキャンペーンやお小遣い稼ぎなどの理由で中小の悪の組織の討伐に乗り出すことがあるので注意が必要です。それと、めったにないことですが管理局の戦闘武官が私たちの取り締まりで出撃することもありますね。そういった事態にならないよう各組織ともコンプライアンスを遵守したうえで悪の組織活動をしていただければと思います」

紫垣たち面々は会場後方のイスに横一列に座っていた。

「この研修って16時まででしたっけ?」

緑川が紫垣に小声で質問する。

「プログラム通りならね」

「長いですね。抜けちゃいません?」

「そうだな」

紫垣と緑川はそれぞれの隣に座っていた黄瀬と青島に手で合図を送り、そそくさと席を立って会場を出た。

4人は施設を出て市街地に向かった。

「さっきの講師のヘルハウンド軽工業帝国って組織、こんにゃく販売で成功して羽振りがいいらしくて、みんな特注の戦闘用プロテクタースーツ着てるらしいっすよ。隣の席がヘル帝の人だったから教えてもらったんです」

黄瀬が話す。

「ふーん、ヘル帝って略すんだ。研修とはいえ群馬からこっちまで来るんじゃ大変だねぇ」


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