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10-12

ラムーバはうずくまるメーナカをそのままに、赤嶺を振り返って

「私、あなたのこと好きよ。一緒に旅しない?」

と誘った。

「ありがとう。でも遠慮しておく。僕、今すでに旅をしてるようなもんだから」

赤嶺はトロンとした視線をラムーバから外して、向こうで緑川と話している紫垣に移した。

ラムーバは赤嶺の横顔を見つめた。そして

「そうなのね。あなたも、良い旅を」

と言った。そして

「今日はとても楽しかったわ。だけど次の観光もあるし、そろそろ行かなくちゃ」

ラムーバはマーモット橙木に助け起こされたメーナカを捕まえると

「もう行くわよ」

と言った。

メーナカはラムーバから水晶を受け取り、

「みなさん、BBQに参加させてくれてありがとう。それじゃ、ちゅーもーくっ」

とそれを右手で高々と掲げて見せた。そして、

「無権限者の記憶と記録を封印します。私たちのことを、忘れてグッバイ」

とメーナカが言うと、水晶が激しく光を発し始めた。あまりのまぶしさに怪人も戦闘員も小さく驚きの声を上げながら手で目を覆う。

「今日はとても楽しかった。私たちはあなたたちのことを忘れないわ。ありがとう」

ラムーバの声が響いた。あたりが真っ白に包まれた。

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