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10-8

「日本を観光したいんだけど、どこがおすすめかしら?」

メーナカが団員たちに聞くと、「富士山」「京都」「伊勢神宮」などの声が上がった。

「君たち火星からUFOで来たんだろ?なんで日本だけ観光?他の国は?」

とマーモット橙木が首をひねる。

「日本観光しか許可取ってないの。そのへん、火星当局は厳しいの」

とラムーバが答えた。

「ふーん。なんで日本にしたの」

「円安だからよ」

ラムーバは言った。

「そうなんだ。円安が太陽系レベルでやべえな」

マーモット橙木は震えた。

赤嶺はフォボス09でラジカセを狙撃してラジオをオンにしたりオフにしたりしながら

「横浜のローカルラジオしか入らないぜーい!」

と笑った。

ラジオから懐かしい日本のポップソングが流れ出す。

「あっ、切らないで。この曲聞きたい」

緑川が赤嶺に言った。

「ほいほーい」

酔いが回っているらしい赤嶺はおちゃらけた調子で答え、テント前のレジャーシートに座り込むとフォボス09をテントの中にひょいと放り投げた。

「踊りましょう、橙木さん」

メーナカがマーモット橙木を誘い、ラジオの曲に合わせて一緒に踊り始める。

ラムーバはビールを飲みながらテントの前まで行って赤嶺の隣に腰を下ろした。

赤嶺はラムーバに

「ねえ、あなたたちのUFO見てみたい」

と言った。


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