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ヒョッタキは前後左右から攻撃してくる戦闘員たちを華麗にかわしながら、手刀や多彩な蹴り技で戦闘員を次々に打ち倒していった。黄瀬も緑川も青島もいつも通り手慣れた動きで撃退されてそこらに転がった。
「普通に強いですね。見た目あんななのに」
赤嶺が紫垣に言った。
「そうだな。赤嶺、無理はするなよ」
「はい、紫垣主任も!」
赤嶺と紫垣はやや仲間たちに遅れてヒョッタキに襲い掛かったが、回し蹴りと裏拳で返り討ちに遭って地面に倒れこんだ。
「なんで女の子がいるんだ?」
ヒョッタキがメイド姿の赤嶺を眺める。赤嶺は自分が不審がられていることなどお構いないに
「やーらーれーたー」
と呻きながらゴロゴロと転がり、同じく倒れている紫垣の横に仰向けでくっつた。
「ねえ紫垣主任、見て見て。青空がすごい綺麗」
赤嶺が嬉しそうに言った。
「あんまり大きい声出したらダメだって」
紫垣も思わずつられて笑顔になった。
自らが倒したメイド姿の戦闘員を眺めて首をひねっているヒョッタキに
「ヒョッタキとやら。お前は我々の邪魔がしたいらしい。だが考え直さないか?ここでザリガニの養殖を成功させれば、神奈川県に、ザリガニ料理と言う新たな名産品が生まれるのだ」
ポニー和田が怪しく誘った。




