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2-2

「お給料にちょっとだけ手当てがつくよ。その代わり危険な仕事を受けてもらったり、人体実験の被験者になってもらったりするかもしれない」

「デメリットの方がでかいですね」

紫垣が呆れ気味に言った。

そんな彼に団員たちが「昇格おめでとう」「主任、これからよろしくな」と拍手を送った。

ジェネラル鍋島は続けて

「そして橙木くんにはスポンサーからカマボコ1年分が届いてるよ」

と商品獲得をマーモット橙木に伝えたが

「そんなにカマボコばっか食えないよー」

とこちらも不平を漏らした。

「ふふふ、贅沢言うもんじゃない。それじゃあ次回の作戦について説明するね」

ジェネラル鍋島が作戦会議を始めたので紫垣もテーブルに着いて資料に目を通した。

「次の戦いの地は大磯町の漁港だ。組合の偉い人をつかまてうちと契約を結ばせるのだ。水揚げされた魚を優先的にニジヘビ団に卸させて、しかも漁港でその魚を使ったフィッシュハンバーガーを販売する許可も頂くという契約だ。これによって小さいながらも手堅い収益が見込めるってわけだ。作戦名は『食べようお魚、ノーフィッシュバーガー・ノーライフ作戦』だ。出撃する怪人は、上杉くん」

指名されたトナカイの怪人のトナカイ上杉(31歳)が

「はい。頑張ります!」

と元気に返事をした。

「それではいつも通り、各自レジュメに目を通して詳細を確認しておくように。それと、交通費の請求は水曜日までに提出する事。毎回遅れるやつがいるってタカコちゃんがブーブー言ってるぞ」


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